機体強度と機内の与圧と湿度の関係について知りたいのですが、 どなたか教えて頂けませんか 787は機体を炭素繊維で構成することで機内与圧が高くできるそうです。 それによって湿度も従来の旅客機より高めにできると。 一定時間乗っていると乗客に違いが解るほど快適になるのでしょうか (私は今でも充分快適ですが、鈍感なだけかな) 従来のジュラルミン製の機体では最適湿度に近づけることは 出来ないのでしょうか。 エアバスの次期機もそれを目指すのでしょうか ???だらけ 知りたいです。
よく判っている訳ではないですが・・・ 同じ空気を持ってきて圧力を変えると、 圧力が高い=容積が小さい=湿度が高い 圧力が低い=容積が大きい=湿度が低い という関係が成り立ちます。 >787は機体を炭素繊維で構成することで機内与圧が高くできるそうです。 >それによって湿度も従来の旅客機より高めにできると。 ですから、 「予圧の圧力が高く出来ることによって、結果として湿度も高くなる」が、 正解だと思います。 機内環境としての理想は、常に常圧だと思います。 一方で機体の強度ですが、パーツとしての使用はさておき、 圧力を受ける構造材として利用するには、一つ一つがある程度の大きさであることが 必要だと思います。 川崎重工業だったかが、787用に大きな大きな圧力釜を作ったというニュースを以前に見ました。 複合材の利用率が五割を越えたらしいです。 >従来のジュラルミン製の機体では最適湿度に近づけることは >出来ないのでしょうか。 現状の(素材の)ままでは予圧を上げるのは難しいのでしょうね。 >エアバスの次期機もそれを目指すのでしょうか 350はこれから開発(*)ですから、ホントに進むのなら同じ方向になると思います。 (*)開発承認・資金調達未定
私はもっとよく判ってない訳ですが・・・ joshua様 解りやすい説明をありがとうございます。 と 言っていながら今ひとつ解らないことがあります。 湿度の定義は知っています。でも 湿度というのは人体に対しては相対的なものなのかな 例えば、今の旅客機の機内で加湿器を使っても意味無い? すでに100%なんでしょうか 低圧での湿度100% 常圧での湿度50% こんな比較が的を得ているかどうか解りませんけど
Re: 機内与圧と湿度 http://www2g.biglobe.ne.jp/~aviation/7e7050103.html (Rei Kosugi)様 すごいですね。 エアバス380は同じ仲間ですか?、1階と2階の間の床版はカーボンとは聞きましたが!
747/777/787 vs 380/350 大型旅客機を巡る欧対米のコンセプト勝負は興味深いです。 ジャンボ 対 コンコルドは ジャンボのコンセプトがその後の時代に応えた。 しかし、コンコルドで開発した技術を元に A300シリーズのコンセプトでは、ボーイングを凌いで 世界に受けたと思う。 そして エアバス380はやはり747/777に対抗したコンセプトでしょう。 これが、スタートで躓いているのと、 一回でも事故、事件に見舞われると世間大衆の 抗いがたいイメージが出来るでしょうからなかなか大変です。 コンコルドの最後はとてもついていない悲運でした。 事実は小説より… です。 皮肉にもアメリカの雑さにトドメを刺された。 787 vs 350 はどう展開するでしょうか。