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05/06/09 11:50

映画<西太后>~香港中国では<火焼圓明園><垂簾聴政>

ashiyaさん、こんにちは。

そう当たりです。
日本では<西太后>として公開されてます。<続編>もありますね。
香港中国合作のかなり有名な映画ですので、大きなレンタルDVD屋さんならあるかもしれませんね。

近年、西太后の歴史観が大陸ではちょっと変わりつつありますが、それを少し入れて解説してるサイトがありました。

http://www.yomiuri.co.jp/tabi/world/abroad/20050412sc22.htm

ただ、日本では西太后の残虐性ばかりが話題になってますよね。そんで<西太后>の日本公開はあぁゆう形、というかカットされて公開されてます。
香港、中国では(台湾はちょっと分からんです)、<火焼圓明園>で続編が<垂簾聴政>という題名で、オリジナルで公開されています。もちろんノーカット、というかこっちが元ですんでね(^^;

香港と中国の俳優女優の給与格差も裏話として話題になりました。。


手足を切り落として壷に入れるってのは、けっこう中国史ではdefault的によくある辱め方なんですよ。
則天武后という、これまた西太后以上の悪女がいますが、この人歴史書をみてると、ほんとよく壷に入れられて運ばれてくるのが出てきます。。

西安の西線と呼ばれる観光方面に、則天武后関係の遺跡などが結構ありますが、彼女のジオラマ展示で、やぱり手足を切り落とされて壷に入れられたライバルを見下す則天武后の強烈なジオラマがあります。
#ちなみに、ここの解説の人の喋る中国語は、則天武后用語(則天武后自身が作った言葉多数)が多くて、宇宙語みたいでさっぱり分かりません。
#残念ながら、外国語での掲示はありません。


あの宦官ってのもそうですけど、体の一部を切り落とすのは、中国の宮刑でも結構あいますしね。
欧州よりも切り落として生かしておくのは中国の方が多い気がします。
#って、去年のベストセラーで西洋と東洋の刑罰史の本がいくつもベストセラーになって話題を呼んだんです(^_^;

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1件のコメント

  • 05/06/09 15:38

    いろいろとありがとうございます

    サイトまで調べていただきありがとうございます。
    西安の遺跡も良さそうですね。今回は当然行けませんが中国もなかなか奥が深そうで・・・。たまたま取った飛行機がCAだったものでストップオーバーすることになりましたがojimaさんのおかげで中国に興味わいてきました。
    いろいろ知識を入れてからその場所に行くとおもしろいですよね。
    今晩、ビデオ借りてきます。本当にありがとうございました。

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