ケロシン 航空ジェット燃料であるケロシンは通常の石油価格より20%くらい高いです。 原油WTI価格は1バレルあたり夏の77ドルから現在58ドル程度ですが、 ケロシンは92ドルから現在72ドル程度です。 航空燃料費をなかなか下げられない一因ではないでしょうか。 でも不当表示の疑いが強いのは同感です。 1年半前、1年前、半年前の原油価格とサーチャージの相関をみると、 コスト転嫁の難しさと時間差を考慮しても、乖離が大きいです。 円安なのに欧州系の航空料金は下がり気味だし、 初期の転嫁しきれなかった部分を転嫁し、最近は航空運賃コストも付加しているんじゃないかと思ってしまいます。 以前、新聞で日系エアーの決算発表時に、 航空運賃の収益悪化をサーチャージを引き上げたことで利益率の改善云々とあり、単に燃料費の上昇分を転嫁しただけなのか、航空運賃の分も転嫁したのか、よくわからないなあと、その時は思いましたけど。
Re: ケロシン JLとNHの日系のフューエルサーチャージの価格が他社に比べて高いです。 NHはリスクヘッジで先物価格でこのフューエルサーチャージで不当利益を上げています。 理由は経営不振のJLが便乗上乗せしている価格と同額にしているためです。 その為かTGは日本線のみ値上げやSQは日本線のみ値下げ見送りなどが行われました。 香港線が各社安いのはCXのフューエルサーチャージが安価なため、他社も高く設定出来ないからです。 ケロシンが高値安定状況でもJLとNHは値上げしましたので、明らかな不当な値上げです。 以前から航空貨物の世界では燃料価格の上下でサーチャージが加算されていましたので、別に驚くことではないですけれど。 航空保険料も同様です。
まったくです 実はここにレスしたのも、先日のJLの燃料費改定が、相場や一部他社の設定と比較してあまりに小粒な為、ふざけているなと思ったからです。 相場は3ヶ月間、20%強の下落調整をしていて、僅か4%の減額。 他社では10%程度の減額設定もありなんですが。 JASと統合の時に運賃で(一応)もめた国交省は、今回はJLのあまりの経営不振に擁護を決め込んだ結果、利用者はどこのエアーを使ってもJLのツケを払わされるということですね。 私はJLの国際線は時々近距離を使う程度で、(余計なお世話と感じることが多い)長距離はほとんど使わない。 というか、自腹で購入する航空券ではJLの選択はほとんどないので、ツケを払わされているクチ、ということですか。