06/11/12 13:56

悪いことは悪いと思います

私は「全く問題なく安全な国ですよ」とは言いません。
しかし、イタリアやフランス(特にパリは観光客を狙った犯罪が多い)
も大差ないと思います。イタリアにせよ、フランスにせよ、地域に
より、安全性や犯罪の種類が異なります。しかし、言えるのは米国の
ように銃で撃たれたり、命を落とす危険はほとんどないということ
です。良く調べると、国により犯罪の種類が変わってきます。さらに
上記のように地域性や同一都市内でも区域による違いとかが出てきます
ので、ある程度の事前研究は必要です。また、陸地で繋がっている関係
上、貧困国や紛争国からの流入とかもあるので、国際情勢や社会情勢に
関する学習も怠ってはいけません。そこまで大げさに考えなくても、
駅周辺は危険だとか歓楽街は避けるとか、住宅街は良いが貧困層の多い
地区は避けるとかは、半ば常識的なことでしょう。

スペインも都会では、深夜でも人で溢れている場所があり、その中に
紛れ込めば、スリ等の危険はあるものの命の危険を感じることはない
でしょう。逆に、田舎に行けば、基本的には安全であるものの、深夜
に一人(二人でも同じ)で暗い道をふらふら歩けば、金銭だけでなく
命すら狙われます。

要するに、常識で判断すれば良いことです。スペイン人もイタリア人
も良く言うことですが、「深夜、女性一人が歩いて安全なところは
存在しない。」。若い仲間が飲みに出て(食事でも同じ)、護送船団
方式で、一軒一軒女性を家まで送り届けることも常識です。

貴重品ですが、基本的に安全は金で買うことです。ホテルの立地や
セキュリティーも価格に反映されています。安い個人経営(要する
にオスタルなど)は、部屋に金庫はないし、フロントで預かるシス
テムになっていないことが多いはず。そのような時は自分で全てを
守らないといけないのです。それが嫌ならば、金庫の有り無しや、
フロントで預かるか否かもホテルを決める重要条件のひとつです。

良く、ホテルの金庫は信用しないという人がいますが、自分で持って
いて無くした場合は、決して補償されないことを肝に銘じてください。
安くても預かるようになっているホテルならば、預けるべきだと思い
ます。それすらない宿に泊まるのであれば、初めから失うものは鉄鎖
のみの状態で旅に出るべきだと思っています。

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