まったく、その通りです うささんへ 私には個人的に知り合いのガイドがいます。異常な状況ではないと納得して頂きたいものです。 彼はとある町で韓国語のガイドをしています。 かたことの日本語もできますが、ほとんど会話にならないのでもっぱら英語を使わなければなりません。 その町にたまたま韓国人の団体さんが来ていました。彼らオジサンは日本語で話しかけてくれました。 オジサン曰く、「ここのガイドは駄目だねー」と。 つまり彼のことを言っているのです。 それでも一応、語学学校を出たというだけで Government Guide つまり政府公認ガイドとして仕事しています。 たかだか半年学校に通っただけで、まともなハングル語も習得できていないにもかかわらず なぜライセンスが習得できたのかは、需要に較べて供給がとても追いついていないからなのです。 私は手取りで幾らもらっているのか知りませんが、生活はその以前より格段に良くなりました。 家を新築し、個人家屋ではまだまだ珍しい AC 付きの部屋まであるとか。 二人の子供を私立学校に通わせるため、毎月 Rs10000 必要だと言っていました。 もっとも、インド人の言うことは、はったりが多いのでそのまま信用してもなりませんが。 彼の唯一の悩みは、一年を通じて仕事がないことです。 そりゃ、40℃ にもなる真夏に観光客が訪れるはずはありません。 けれども、上流階級の生活を維持しているのは確かなようです。 なぜ「インド人の金銭感覚」を付けたか、その意味を汲み取ってください。 インド人の生活ランクはそれこそ天国と地獄。 貧富の差なんてものではありません。 涼みに高級レストランに入って、Rs500 の支払いにもまったく動じることのない富裕層がいます。 月収 37 万円に 5万円を渡す。数字上はそうなるかもしれませんが、実際インド人にとっては Rs1000 の持つ重みは各自がどれほどのクラスの生活をしているかで、まったく違ってくるわけです。 高額なチップをばらまく~。ご意見その通りです。 慎むべきではないかと思われるのなら、そうしてください。 尚、ビンボー旅行という表現が皮肉に聞こえましたらご容赦ください。 なにせ、インドには最低限のお金でやりくりして 観光するわけじゃなし、むろん働くわけじゃなし ただブラブラと過ごしているだけで 長期滞在を自慢することしか意味を見いださない人がいらっしゃいますから そうした人たちに対してビンボー旅行をなさっていると言っても、決して失礼には当たらないだろうと 思った次第であります。お気に障りましたらお詫びいたします。
自分がどんな旅行をしているかと見られているか・・・ まず分かってもらいたいのは、ただ単純に Rs を日本円に換算した金額でもって インド社会にぴったりと当てはめようとしても無理だということ。 これは実際にインドを訪れてみなければ実感できないでしょう。 私が何度も渡印をしているリピーターだから偉そうに言うわけでは決してありません。 その次に重要なこと。 プライベートカーをチャーターして、ガイドを付けての旅行が、インド人にどう映るか そのことを考えてみたことはありますか。 個人旅行ですら、はるばる日本というはるか彼方の国から訪れた、途方もないお金持ちに見られます。 これは、フランス人であれ、アメリカ人であれ同様。 ましてや、個人で車とガイドを雇って旅行する日本人。 大名旅行と見られても仕方ないのではありませんか。それだけのお金持ちだと尚更思われてしまいます。 そんな、いわば VIP 待遇で旅行する人に対して それなりのチップを期待する。 これは当然のことではありませんか。 初めに言いましたね。気持ちの問題だと。 べつに決まった金額にこだわる必要はありません。 どうでしょうか この掲示板で、あーでもない、こーでもないとの意見を参考にしないで このツアーを申し込んだ旅行会社に尋ねてみるのが、いちばんではありませんか。 それも、添乗員経験のある、事情をよく知っているインド通の人に尋ねるのが最も正しい答えが聞けると思います。