ユーロ高というか円安(トピずれご容赦!)

はい。昨年は、東京でもマトモな白トリュフにはありつく事すら奇跡でしたが、今年は、量(というか値段に比例して)、質ともに良い感じです。

で、今の円安は異常ですね。

僕も1ユーロ80円時代のヨーロッパが生活実感的に同じだと思いました。例えば、東京のウェスティンホテルに一泊すると、今なら3万弱で泊まれますが、ヨーロッパの都市で同じクラスのホテルなら、300-400ユーロは取られます。400ユーロのホテルって、現地の人の感覚では4万円弱ですが、実際にカードの領収書見ると6万円!それにチョっとレストランで食事した日には10万円!

パリ以外の場所なら、ミシュラン一つ星のレストランで食べて、普通はMENUが50ユーロ~70ユーロくらい。これも、現地の感覚は五千円なのに、日本円でチップ入れたら一万円~一万五千円!

書き出すと長くなるから止めますが、これは日本の官僚の情報操作というより、経産省官僚の90年代後半からの経済運営の大失敗の結果でしょう。過剰な銀行保護の結果として生み出された現状は、第二次世界大戦末期の陸軍と同じくらい、国家の損失という意味では、犯罪的ですらあります。

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2件のコメント

  • 06/11/11 16:00

    ついでに

    もちろん、ご理解していただいているとは思いますが、情報操作とは
    今話題の件にかこつけて、対ドルレートが上昇すると騒ぐくせに、円安
    に関しては黙りを決め込んでいる、官僚と御用経済学者および偽評論家
    の方々を皮肉ったつもりです。先進国からは日本の円安をなんとかしろ
    と言われていることもほとんど報道されませんし。ですから、「ユーロ
    高」と単純化されるとひとこと言いたくなるのです。でもつい最近まで
    あった劇場も本当に虚構だったのではないかと思わせる事件です。
    超低金利で銀行を救って、その銀行が大もうけして、裏でサラ金まで
    動かしているのを黙って見ているほうが悪いと言われればそれまでです
    が。

    さて本題。

    白トリュフの件ですが、極論すれば味ではなく香りだけのものですから、
    松茸同様、ある種の化学物質で同じ食感(この場合は香り)を出せるの
    ではないかと思います。持ちが悪いので、持ち運びを余程慎重にしない
    と、帰国したらだだの萎びたキノコに成り下がってしまいます。

    現金を握りしめて大量に買い付けようとするのなら、現地に行くとかの
    ”気合い”が必要だと思います。残念ながらボルドーとピアモンテとは
    かなり離れているので、簡単には行けないでしょうね。パリならトリノ
    までは5時間強で行きますが。空路もパリくらいしかないと思います。
    トリノから二時間くらい掛かる訳ですし。ボルドーはこの際諦めて、
    ピアモンテにするとか。安くて美味しいドルチェット・ダルバからバローロ、
    バルバレスコまで、アルバでなら楽しめますし。元質問者への提言です。

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  • Re: ユーロ高というか円安(トピずれご容赦!)

    大変格調高い意見有難う御座います。
    確かに最近のユーロ高は悩ましいかぎりです。
    そのお陰でワイン等ヨーロッパ製品(有名ブランド)は軒並み値上げしてますからね。
    私自身特に、ここ数年はヨーロッパに行く機会が増えましたので。

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