今年はどうしてもガーナに行きたかった。
でも、いろいろとあって行けそうにもない。
皆さん覚えているでしょう?
チョコレートを知らないカカオ獲りの子供たちを。
皆さん見たんでしょう?
親をなくしたアフガンの少女を。
皆さん知っているんでしょう?
恐怖で発狂したイラクの少年を。
旅行をする理由は人それぞれなんだけれど。。。。
今年はどうしてもガーナに行きたかった。
旅行に行くといつも貰ってばっかり。いろんな人から、いろんなものを。
シリアで飛行機に乗り遅れた私に「タマーム」と心配そうに声をかけてくれた掃除夫の少年。「お前はまたいつか戻ってこなければいけないぞ」とチケットを手配してくれたシリア空港の偉い人。アイトベンハットゥで裏道を教えてくれた少女。「なんなら、偽札でもいいよ」と笑った絨毯屋。俺の駄菓子を食べてくれと言ったペトラの少年。メムノンの巨像前で「ファティマ人形」をおまけしてくれた少女達。ファティマ人形というのは私が勝手につけたんだけど。笑。タダで飲ませてくれたチャイに小額のチップをあげたら、それでは申し訳ないからと売り物の化石をくれたハママトマイーンの青年。私が降りるバス停を乗り過ごそうとしてたら、知らん顔しながら窓をコツコツとならしてくれた娘さん。
まだまだ、まだまだ、まだまだあるんだけれど、書ききれないや。
言葉なんかなかったし、私は英語もしゃべれない。
でも、通じている。
SO B. IT(すべてを受け入れることができれば)エクスナレッジ刊 を読んで、いろいろと思い出して、いろいろと思いました。
私は恩返しができるかなぁ。