英語色々(American English)

日本語でも正式なビジネス文書と、友人への手紙は文体が違いますが、
英語では、使用する語彙がほぼ根本から違ってきます。米語を母語と
して育つアメリカ人も、高校から正式にWritingの授業を受け、論文を
書く時は、English-English Dictionary、同異義語辞書を積み上げて
(検索しながら)正しい文法と語彙で、書けないと評価されません。
また、論文を書くスピードも早く、一晩でレターサイズ(A4とほぼ同じ)
で5-10ページを書き上げられる人がゴロゴロいます。

また、所謂喋る英語と、発表する英語ですが、これも根本的に違います。
アメリカ人は幼児~小学生では「物の定義」、中学生からはDebateから始め、最終的には即興で10-30分程度のPresentationを行える域まで、訓練
します。アメリカ映画は、スラング(俗語)の連発か、お喋りなので、
要注意です(友人へは使えても?、ビジネス上はいけません)。
⇒ヒラリーさんや、サッチャーさんのPresentationは非常に参考に
 なります。現アメリカ大統領は全く参考になりません。

またReadingですが、高等教育の上になればなるほど、課題の量が増えます。
週当たり、1教科の課題のページ数が、200-500ページは普通で、履修科目
全体で行けば1,000ページを超えるのはざらでした。

以上は語学学校ではなく、アメリカの大学の教育内容ですが、日本の普通
の感覚でいくと、ぶっ飛ばされ泣きます。真夜中の図書館通いは当たり前
でした。

手軽にReadingとより高度な語彙を増やすには、Newsweek(平易)や、
TIMES(難しい)もお勧めです。所謂、お友達英語より上の、英文が
あっさりすらすらプロが書いているので、非常に参考になります。

それゆえに、半年は短すぎると思います。
更に、日本で受けるTOEIC・TOEFLは、アメリカ人は知らない上、
実際生活していく上では、最低限の英語運用力でしかありませんでした。
因みに、マクドナルドかバーガーキングでの注文も、最初は満足に
出来ませんでした(日本の学校的には、正解だったのですが・・・)

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント