Re: 不思議な客室と貨物室の圧力設定 客室と貨物室の圧力設定は,下記の事故報告書が参考になると思います。 http://www004.upp.so-net.ne.jp/civil_aviation/cadb/wadr/accident/19740303a.htm 温度の質問もも巡行時高度35000フィート(約10000m)の外気温は零下45度。 それと同じなら全ての寄託荷物は凍結・破損ですし,地上との温度差は 時として80度を越すのでは。 寄託荷物内の瓶・缶類破損は外的要因,積込時や衝撃によるかと。 最新鋭の貨物専用機も4度から18度まで荷によって 設定可変だそうです。パリへ馬も行きましたね。
Re: 客室と貨物室の圧力設定 回答および適切な参考資料提示をいただきありがとうございます。 客室と貨物室に圧力設定を変えることが、構造力学的に合理的とは、とうてい思えませんので、当然圧力差はないものと思っていました。 「客室と貨物室の圧力設定を変えている」というのは、誤解があるように思います。ポテトチップの袋の件も、科学的に考えればあり得ない話で何か間違っていると思います。 貨物室内温度は、以前JALの機内誌に「犬が乗るときには、犬は寒くても平気なので、設定温度を低めにし、猫が乗るときには、猫は寒いのが苦手なので、設定温度を高めにする」という記事がありました。
客室と貨物室の圧力および温度設定 情報ありがとうございます。 >最新鋭の貨物専用機も4度から18度まで荷によって 設定可変だそうです。 ポテトチップスの袋の温度も客室とあまり変わらない ということですね。 「高度11500ft付近まで上昇したときにロックが不完全であった左舷の後部貨物室ドアが客室の与圧に耐えきれなくなり吹き飛んで急減圧が起こり、客室の床が破壊され、...」 とありますが,吹き飛んだのは客室と貨物室の間のドアではなく,貨物室から外部への ドアですよね。「客室の与圧」は「貨物室の与圧」の間違いでしょうか? 「本件事故を契機に、DC-10のコントロールケーブルの配置は、客室床の陥没によっても切断されないように胴体サイドに変更された。また、急減圧の際にも客室床が破壊されることがないように、DC-10をはじめとする大型機の客室床の強度は増され、貨物室と客室の間に気圧差が生じないように空気抜きの穴も設けられた。」 とあり,現在の大型機では,貨物室と客室の間の気圧差はないようですね。 缶ビールは減圧により蓋がはずれたように考えていましたが, なんと荷物の取り扱いが乱暴だったためですか。