違和感 「全然」の後には、否定語がくるならわしです。 手元の岩波国語辞典を見ても、 「打消しを伴わない言い方は 現在文章語としてはほとんど使わない」とあります。 国語を軽視して小学校から英語を教えようとする本末転倒の教育、 履修義務すら無視する高校。 その結果には、ついて行けません。
Re: 違和感 三省堂提供「大辞林 第二版」より --- ぜんぜん【全然】 (1)(打ち消し、または「だめ」のような否定的な語を下に伴って)一つ残らず。あらゆる点で。まるきり。全く。 「雪は―残っていない」「金は―ない」「―だめだ」 (2)あますところなく。ことごとく。全く。 「一体生徒が―悪るいです/坊っちゃん(漱石)」「母は―同意して/何処へ(白鳥)」 (3)〔話し言葉での俗な言い方〕非常に。とても。 「―いい」 --- ((3)のように最近は辞書でも認知されていることは知っていましたが) (2)のように昔も使われていたことは知りませんでした。 違和感を感じる人がいるくらいにあまり使われないとしても使われることがあるので 「使わない」ではなく「ほとんど使わない」なんですね。