お茶の味・・・ イギリスやインドのお茶がおいしいのは 水がまずくて喉が渇いているからだと思っている味オンチですが なぜか我が家の紅茶はご近所での評判がいいのです。 初めは 英系の各都市で気まぐれに買ってきた紅茶がそこそこおいしかったのが その話を聞いてインドゆかりの人がせっせとこれはうまいよ・・とハッパ(紅茶のですぞ)を持ち込んだところから 我が家のカアチャンの奮闘が始まりました。 べつに丸ポットでなくても 十分に沸かした、でも沸かしすぎないお湯と暖めたポットでお茶ッパの様子を見ながら濃すぎないうちに別のポットに取り分けて そのまますこし蒸らす・・・のがコツみたいです。 つまり慣れてくれば まったく無造作に見えなくも無い。 この入れてからすこし置く・・のが味のやわらかさを引き出すようです。 お湯が熱いのは条件ですが そのまんま 舌の焼ける温度で飲んでいませんか・・・。 それと 日本で売っている紅茶の葉はややセッカチ型みたいです。 イギリス系、インド系、それとドイツ(隠れた紅茶国・・・いえ知っている人は知ってるんですねキット)の売れ筋紅茶は ティーバックタイプ以外は けっこう長出し形?だったみたいですが。 インドでの有名紅茶で 8分と表示の有るのまでありました。 いまは 5分になったようですが・・。 水が関係するのは本当のようです。 スイス(ドイツ語圏)のある町で紅茶を選んでいたら ここじゃあおいしく入らない、水がいいから・・ ・とお店のマダムが言ってました。 日本も水がいいから ダメでしょう・・と。 手早く のんびり、がコツだとか・・・。 入れる人も飲む人も・・。
Re: お茶の味・・・ (ぼうふらおじさん)様。ぐーてん たーく! 以下、書くことはすでに(ぼうふらおじさん)様はご存知だと思いますが、書く場所をお借りします。 >ドイツ(隠れた紅茶国・・・いえ知っている人は知ってるんですねキット) ドイツの北のブレーマーハーフェンの辺り(イギリスに近いほう)は有名なOstfriesicher tee(オストフリーズィシャーティー)というミルクティーに合う紅茶があって、やはり、普通のお茶より濃いめのおいしいお茶があります。 http://www.filo.nl/users/nopoints/ ハンブルクには大きなお屋敷(ボルドーのワインシャトーみたいな屋敷)があるのですが、それらは紅茶やコーヒー豆、チョコレート豆で財を築いた人たちが建てたと聞いています。 この地方の言葉(方言)は、私にはほとんど分からず、オランダ語や英国の方言に聞こえることがあります。 また、南北戦争のきっかけとか考えると、紅茶の方がコーヒーより価値が高く、また植民地がお茶の生産地、コーヒーの生産地などによって貴族やブルジョア社会が習慣として飲むようになったと言うことで、水のよしあしは、お茶やコーヒーが流通化が進み、庶民化してから言われるようになったことだと思います。ドイツでもここ10年くらいに何処の町でもTee Haus(紅茶の専門店チェーン店)ができここ5年くらいはお抹茶も買えるようになりました。 また、ドイツの南の方は圧倒的にコーヒーの消費量が多く(ビールの消費量より多い)、薬草茶とかフルーツティーのことを一般的にTeaと呼ぶことが多いです。また、昔は代用コーヒーとしてフェンネルやタンポポの根っこを真っ黒に煎ってコーヒーみたいに飲んでいたようです。 コーヒーも、紅茶も色の濃さは大雑把に言って,もとの葉や豆は同じで蒸し方やいり方の具合の違いではないかと思われます。 また、ドイツのコーヒーの挽き方はとても細かく、ほぼエスプレッソに近い感じです。 また、ドイツのワインの産地の水はカルク分がとても多く、また山岳地方は塩とかのミネラル分が多いのと、水の沸点が低いので紅茶には合わないのではないでしょうか。 南イギリスの水も日本より硬水だと思いますが、ドイツの水の硬さに比べたら軟水に近いのだと思います。私の住んでいる所では、水をやわらかくする剤を洗剤と一緒に入れないと洗濯しても汚れが落ちず、水をろ過しないと同じ炊飯器を使っても、炊飯したお米はなんとなく硬くなってしまいます。 >手早く のんびり、がコツだとか・・・。 昔、ドイツにお茶用の砂時計とかティーバック用の鳥の形をしたタイマーなどありました。 http://www.omikron-online.de/lshop,showdetail,2004g,d,,tee.zubehoer,103615-1,,Tshowrub--tee.zubehoer,.htm http://cgi.ebay.de/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=320024515382&ssPageName=MERCOSI_VI_ROSI_PR4_PCN_BIX&refitem=7562716298&itemcount=4&refwidgetloc=closed_view_item&refwidgettype=osi_widget モイン!モイン!(ハンブルクの方言でバイバイ!)
ためしてがってんによれば・・・ >べつに丸ポットでなくても 十分に沸かした、でも沸かしすぎないお湯と暖めたポットでお茶ッパの様子を見ながら濃すぎないうちに別のポットに取り分けて そのまますこし蒸らす・・・のがコツみたいです。 お湯を注いだとき葉っぱがポットの中でぐるぐる回る・・・お湯に空気分が残った状態・・・沸きたてでないとダメなんですって。 従いまして電気ポットで沸騰した後、保存したお湯は×。 お茶を入れる前に新しい水(空気含んだ)を足して再度沸かす・・で○。 >日本も水がいいから ダメでしょう・・と。 秋芳洞の水・・・美味いか不味いかは存じませんが・・・でどうでしょう?
そうそう そういえば もう一つ・・・ 慌てて入れた紅茶はおいしくないそうです。 なんでもそうですが コツをおそわって 2-3回失敗したあとで多少いい加減になってぐらいが いい味が出るのは何でも同じじゃないでしょうか。 もう一つは 売れ残りの紅茶はダメみたいです。 日本で売ってる紅茶のほとんどはどうもパックしなおすときに問題があるみたい・・・。 インドで言われたことは 町中で必ず紙包みの紅茶を買え・・・と。間違えても缶入り紅茶はやめなさい・・・。中身が古いよ・・・って。 日本のお茶だって この頃はたいていの家のお茶はおいしくない・・ ・。 煎茶も玉露も、番茶も、ほうじ茶も・・・TPOなんてサラサラ無し。 イギリスだってたぶんオンナジなんでは・・・ なんていうと ウチのカミさんがそんな事いうなら自分で買って来て自分で入れなさい・・・と吼えそう。