無名な土地ばかりの旅行だと、1人の日本人すら見かけない。(実際にフランス・スイスの国境付近の村巡りの1週間は、1人の日本人も見かけず、1組の日本ツアーにも出会わなかった。)
ちょっと寂しいので、今回の10月の旅行では、帰りがけの数日を、スイスのインターラーケン、グリンデルワルドといった、有名な観光地にも行ってみた。
ここは日本人観光客がとても多いと聞いていた。行ってみると本当に多い。だが彼らに近づくと、その殆どは日本語ではない。特に、若いカップルの10組に9組は中国か韓国の人たちだ。彼らの方が、ツアーも個人も圧倒的に多いのだ。
中国人は日本の10~12倍いるから、人口比率では当たり前だが、経済が発展して給与も上がって、新婚旅行も同じようになったのかと、驚かされる。 それとも、これは観光地や都市によって違うのだろうか?
パリやミラノ、フィレンツェでは、もっと日本人の比率が高いのだろうか?
だとすれば、日本人の若いカップルの旅行目的の半分はブランド・ショッピングに傾注し、中国のカップルは、純粋に美しい自然を観光している。 同じ新婚旅行なら、中国のカップルの方が、純粋で長持ちしそうだナー・・・(笑)。
空港内のバスで、緑色のパスポートを多く目にして、そう思った。
(緑色のパスポートが、中国か韓国か、知らないのですけど。)