06/10/12 22:43

田舎では英語は通じにくい

kiyaさん お帰りなさい

Commenailes という村のあたりも、フランシュコンテ地方になるんですね。
(地図で見てみました。)
Ain県へ行くルートの途中または帰りだったのでしょうか。(今年の春、鳥インフルエンザ騒ぎのあった県)

ところで、田舎では英語はやはり通じにくいのかも知れないな、という感じですね。
以下は、私の経験です。

フランシュコンテ地方のBelfortから山の方に入ったLureという町で、タクシーを呼んでもらいました。
来たタクシーのドライバーは、40代半ばぐらいの女性運転手です。
運転手の横の席に座ってください、というので、「前の席に座れなんて、どんなタクシーなんだ」という感じで座らせてもらいました。
(後ろの席には、運転手の荷物のようなものを乗せたままです。)

どこから来たのかとか、その土地の話をしている内に、娘さんが2年ほど前からパリに出て働いていると言いました。(会話は仏語です。)
何をしているのかと聞くと、アドロクカフェで働いている、と言うのです。
はてさて、聞いたような単語だけど、音楽のことは疎いし、何のことかいな、、、
アドロクカフェってどんなカフェですか、と聞くと、アメリカの音楽で、若い人の好きな音楽がかかっているカフェだ、田舎にはないけどパリにはある、と言うのです。

その運転手は、
「学校で英語は習ったけど、田舎だから使う機会はないので、忘れちゃいました。アドロクカフェを英語で何というか、言えなくてごめんなさい。」
と言うので、仏語でアドロクとなる綴りを頭の中で思い描いてみたら、
hard rock cafe に思い至った。
(音楽は知らない上に、ましてや若者の音楽などうるさいだけ、程度の感性です。)
英語風の発音で「hard rock cafe ですか ?」と聞くと、
「たぶん英語ではそういうのだろうけど、アドロクカフェしか知らなくて、、、」
と言うので、「なるほど、hard rock cafe は、仏語ではアドロクカフェなんだ。」と理解しました。
(先頭のアドの部分は、ゆっくり発音すれば、アルドでしょうか。)

田舎では、英語は、通じにくいのかも、という感じでしたね。






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3件のコメント

  • 仏語は全く知りませんが・・

    横から失礼します。

    >田舎では、英語は、通じにくいのかも、という感じでしたね。

    20数年前滞在したブザンソンで英語が通じたのは、取引先の社長さんと技術者を除くと、ホテルのフロント、取引先が雇ってくれた英語のしゃべれるガイドさんだけでした。

    最近フランス人も英語をしゃべると噂を聞きましたが、田舎は変わらないんですね。

    休日にブザンソンからフランシュコンテのドコカ・・川の源流(日本と違って地下からものすごい水量で湧き出している)、小さな村、古いお城を案内していただいたのですが、地図上での場所が全くわかっていません。
    若き日の記憶を思い起こす旅も必要になりそうです。

    >と言うので、「なるほど、hard rock cafe は、仏語ではアドロクカフェなんだ。」と理解しました。

    技術者が日本に来たとき、イロシマ(広島)に行ってみたい・・と言っててたのを思い出しました。

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    ロンドンでの事

     今から8年前、2週間休みを取ってロンドンの英語学校に行きました。ロンドン大学の校舎を借りて、大手の英語学校が期間限定でやっていたのと、6月の終わりだったので日本人は私一人でした。イタリア人女性と二人一組で自己紹介をした時、彼女は私の名前をいろみと言って、むっとしたのを覚えています。フランス人 ( ! ) のアクティビティリーダー曰く、ラテン語系はHを発音しないそうです。これで私も納得しました。

     hard rock cafe がアドロクカフェ、HILTONがイルトン、HIROSHIMAがイロシマ、フランスのブランドHERMESがエルメスなのもわかりますね。

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  • アドロク・・・

    自分はフランス語まったくわかりませんが・・・
    アドロクカフェは、いわゆる外来語ではないですか?固有名詞だし。
    CDGのヒルトンホテルに泊まったとき、シャトルのドライバーさんはイルトンオテルと言っていました。これは「英語」のフランス読みですね。

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  • 06/10/13 06:57

    Re: 田舎では英語は通じにくい

    Belfort近辺に、行かれたんですね。そうすると、建築にこだわる人がよく訪れる、ロンシャンのコルビジェ教会などにも足をのばしたんでしょうか。

    わが家は、文化も芸術も理解しない同伴者で、私もいいかげんなものだから、町やこれらの教会も行かず、ひたすらロッド川の田舎のあたりを、さまよってました。

    アドロクカフェねー、わかりにくいですね。
    ただ、私の場合は英語ですら苦手ですから、未熟者同士の外国語は、ベタ発音で、むしろ分かり易いかな? 
    でも、アドロクカフェくらいになると、???ですね。
    この話を聞くと、昔にニュー・トカイド・ラインと言われて戸惑ったことを思い出しますよ。

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    06/10/14 00:02

    ロンシャンの教会

    タクシーの話は、Le Corbusierの設計したロンシャンの教会へ行ったときのものです。

    ロンシャン教会のガイドブックの写真を見て、ステンドグラスの色の組み合わせに惹かれ、行ってみたくなったのです。
    (ステンドグラスと言っていいかどうか、単なる色ガラスの窓と言うべきかも知れません。)

    一個一個は別にどうとと言うことはないガラスですが、はめ込まれた窓の色ガラスの配置のハーモニーが、建物の空間の形と相まって、なぜか不思議な落ち着きを与えてくれる感じを受けました。
    (誰でもそう感じるかどうかは分かりませんけど。)








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