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言葉の通じない宿で、

公開日 : 2006年10月12日
最終更新 :

10月上旬に、フランスのフランシュコンテ地方を旅行したときに、Commenailes村のシャンブル・ドットに宿泊したときの、報告です。

最近はメールで宿の予約が出来るので、フランス語の出来ない私は、歩き方のホテル予約の例文や、翻訳サイトを使い、フランス語で予約を取って出かけました。



選んだ宿は、Commenailes村のシャンブル・ドット。場所はLons-le-Saunierの町の西、と言っても馴染みがないので、有名なDIJONの南東に80キロにある無名の村です。

行って見ると、この宿はCommenailes村から更に4キロ程離れた、野中の一軒家でした。

この宿から見渡せる範囲には、一軒の家すらありません。本当にポツリと一軒です。



この宿は古い納屋をきれいに改装して、良い雰囲気の私好みの外観の、フランスの民家でした。3年前にシャンブルドットを始めたそうで、全4部屋で、室内は広くて綺麗で、設備グレードも、良好。そして、テーブルドット(夕食付)なので、庭で取れた野菜を使って、料理を作ってくれました。そして、日本人が泊るのは初めてだとも言ってました。



ここまでは、申し分なく、フランスの田舎にノンビリ浸れましたが、たまたまこの日は、他に泊り客が居らず、オーナー夫婦と僕等夫婦の4人での夕食になったのです。

困ったことが起きました。オーナー夫婦は殆ど英語が出来ず、僕等はフランス語が全く判らないのです。通常は他にも宿泊客がいて、多少は英語も出来て、何とかなるのですが、今回は会話が出来ないのです。

・・・ 食事だけは、4人でにこやかに進むのですが、、、、、。



結局、オーナーの主人は仏英辞典、私は仏和辞典を持ち出して、怪しいカタコト英語とジェスチャーで、2時間を楽しむ夕食になりました。2時間といっても、話せた内容はごくわずかです。家族のことや、この地方の観光地のことなど。だけど、人柄の良いオーナー夫妻で、楽しい旅の思い出になったのです。





車の運転は下手、語学はからっきしダメ、歳だから体のムリもきかない。利点といえば、地図が割りに良く読める、同伴者が物怖じしないこと。

・・・こんな旅行者でも、この程度の旅は作れます。



だから、若くて語学も出来る人は、いい旅の体験をして、ヨーロッパのいろんな旅行の体験話(単に、行った・見た・買った、じゃない事)を聞かせてください。
 それは、僕らの刺激にもなります。

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6件のコメント

  • 06/10/13 22:56

    レスをいろいろ有難うございます。

    文字打ちが遅いので、思うほど器用には返事が書けません。ご了承ください。


    内蔵介さん
    >フランシュコンテのドコカ・・川の源流・・
    ぜひ過去を見つける旅、やってくださいな。フランシュコンテは田舎で素朴だけど、フランスの中では、地形も変化が有って、とても楽しめるところだと感じました。

    Ryo_007さん
    ジェームスボンドの007なら、同世代かと思いきや、やっぱり若いんですか。(笑)
    >言葉よりも伝えようとする意思があるか無いか
    本当にそうだと実感してます。難しい商談はともかく、簡単な意思なら、伝わりますね。

    >喋れるのは・・・かえってスムーズに行きすぎて・・
    これは、妻の持論です。不自由だからこそ旅の楽しいドラマが生まれるんだと。事実、色々な親切で生まれてます・・。

    Chocolatchaudさん
    お久しぶりです。
    >私が泊まったシャンブル・ドットの方とは時々ですが、まだ交信が続いていて・・
    うらやましい。いいですねー。
    >シャンブル・ドットのようなものがあるか?」との質問もありました・・
    可能なら、是非ご自宅をにわかシャンブルドットにして、迎えてあげてほしいです。


    旅クマさん
    >テーブルの上に何が饗されていたのか、・・名物料理・お酒・デザートは何でしょうか?
    いや、恐れ入りました。 なかなか興味と食欲旺盛な、泥酔系の方には、ご不満なトビでした。


    私としてはここは上品に、触れ合いを取り上げました。
    中高年健康管理を目指して、腹八分目を心がけて居りますので、食い気系は少しですが、新トビで、ご説明します。

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    退会ユーザ @*******
    06/10/14 14:47

    泥酔系→食い意地系

    こんにちは。素敵な旅をされたようですね。
    私も、フランスの田舎にも行ってみたい・・・そんな気持ちにさせられました。

    ところで、旅クマさんのグッテグッテ系とは、ぐうたら、のんびりという感じで
    酔っ払いのグッテングッテンとは違うようですよ。
    おまけに、彼女は、アルコールはたしなむ程度です。
    (私は、たくさん飲みますけど。でも泥酔はしません。)

    フランスだと、そして特に田舎だと、
    私も食べたものにとても興味が湧きます。
    だって美味しいものが山ほどありそうなのですもの。

    私も先日、(また)イタリアに行ってきたのですが
    泊まったアグリで、グリーントマトのジャムや
    ジャム用南瓜(本当にそういう名前の、ジャムにするしかないような白いスイカの南瓜)のジャム
    ベレー帽ほどもある巨大ポルチーニなど、
    田舎ならではのものを色々といただいて楽しんできました。

    >言葉よりも伝えようとする意思があるか無いか

    これって、共通の興味があると、伝えたい意思が強く、
    知りたい意思も強いので、余計にビビビと通じ合える気がします。

    私の場合は、やはり食べること、飲むこと。
    イタリアのアグリで、美味しいものを出してくれる方とは
    すぐにビビビと通じて、
    とても美味しい体験を、余計にさせてもらっているように思います。

  • お帰りなさい

    お久しぶりです。

    いつも上手に素敵な宿を見つけられ楽しい時間を過ごされるので、感想をとても楽しみにしていました。

    確かに今回は言葉の壁に戸惑いも覚えられたものの、温かい心が通合えばとてもいい思い出になることも感じられ、よかったですね。
    フランスの方は表情が豊かなので、表情からも言いたいことなどくみとったりできたのではありませんか?
    伝えたいことがあれば、何となく通じたりしますね。

    車での旅だと、素朴で温かい宿がよりたくさんありそうに思いますが、
    なかなか私には難しいので、羨ましいです。

    私が泊まったシャンブル・ドットの方とは時々ですが、まだ交信が続いていて、ホテルではなかなか経験できないありがたい事も多く、たった一度の宿泊経験ですが、その家族は来年、来日を考えているとメールをいただいたときは、ほんとに嬉しかったです。
    「日本にはシャンブル・ドットのようなものがあるか?」との質問もありました。

    何とかがっかりさせないよう、いい思い出を作っていただけるよう
    いろいろ考えている次第です。

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  • 良い旅をされたようで・・・

    フランスの田舎はあまり経験無いのですが、自分の若い頃(といっても私はまだ若いですがw、少なくともトピ主さんより1か2廻りは若いとおもいますが)の体験を思い出しました。

    私も英語はなんとか旅行出来るレベルですが他の言葉はさっぱり。ただ、得てして現地語しか言葉が通じない田舎へ行った事の方が思い出(特に親切を受けたとかの良い思い出)が残っています。

    言葉が通じない勘違いで困った事も何度かありましたが、国は変っても人間やる事はあんまり変らないし(同時に違いも見つけますが)、意思を伝えるのは言葉だけでも無いし・・・何とかなるものですよね。

    唯一、残念なのは知り合った良き人たちともっと深く話したいと思った時、己の語学力の無さを悔やみました。が、そう言うのがきっと言葉喋れるようになろうとかと思うきっかけなんでしょうね。(なまけていますがw)

    旅行してて思うのは、言葉よりも伝えようとする意思があるか無いか。。。こちらだけでなく相手も言葉が通じない方が伝えようという熱意や伝わらないもどかしさを含め、コミニュケーションの質が高まる場合もあるかな?と思ったりします。
    語学が出来ない事を正当化するつもりはありませんが、喋れるのは・・・かえってスムーズに行きすぎてビジネスライクな話しか出来ない場合もあるよね、とか思うこのごろです。。。

    PS
    コルビジェ教会で解ると思いますがル・コルビジェは建築家の名前で、これ以外にも教会作ってます。
    なので、ロンシャン教会が通用し易いと思います。尚、有名な礼拝堂はノートルダム・デュ・オーと言います。

    建築にこだわりませんがw建築が仕事なもんで、パリから日帰りでこれだけ見に行きました。列車が1日2本ほどしかなくて、朝はやく起きて行った記憶があります。
    トピを読み、とんぼ帰りは惜しかったなぁと思う次第。機会があれば今度は風景とか田舎の雰囲気の方を楽しみたいですね^^。

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  • 大事な旅の思い出が抜けています

    kiyaさん、テーブルの上に何が饗されていたのか、情景が
    抜けているので、出来れば描いて頂きたいのですが・・・
    いらっしゃった地方の、名物料理・お酒・デザートは何でしょうか?

    ワインはどんなのを、頂いたのでしょうか?
    食後酒は何だったのでしょうか?
    メインは?
    前菜は?

    <仏蘭西>
    将来の目標として、ピレネー山脈のフランス側も候補地なので、
    お勉強していきたいと思っています。

    因みに、車の運転なんぞとんでもない、可能な限り現地の交通機関で移動、
    利点と言えば、言葉が通じようが通じまいが、誰彼と無く話しかけられる
    度胸です。

    こんな旅行クマでも、グッテグッテ旅は出来ます?

    ところで、サンドニの霊廟にいらっしゃったことはありませんか?
    雰囲気が知りたいのです。

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  • フランスの素敵なお話・・・

    フランスの素敵なお話こちらにも聞かせてくださいhttp://6322.teacup.com/hyakkaten/bbs

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  • 06/10/12 22:43

    田舎では英語は通じにくい

    kiyaさん お帰りなさい

    Commenailes という村のあたりも、フランシュコンテ地方になるんですね。
    (地図で見てみました。)
    Ain県へ行くルートの途中または帰りだったのでしょうか。(今年の春、鳥インフルエンザ騒ぎのあった県)

    ところで、田舎では英語はやはり通じにくいのかも知れないな、という感じですね。
    以下は、私の経験です。

    フランシュコンテ地方のBelfortから山の方に入ったLureという町で、タクシーを呼んでもらいました。
    来たタクシーのドライバーは、40代半ばぐらいの女性運転手です。
    運転手の横の席に座ってください、というので、「前の席に座れなんて、どんなタクシーなんだ」という感じで座らせてもらいました。
    (後ろの席には、運転手の荷物のようなものを乗せたままです。)

    どこから来たのかとか、その土地の話をしている内に、娘さんが2年ほど前からパリに出て働いていると言いました。(会話は仏語です。)
    何をしているのかと聞くと、アドロクカフェで働いている、と言うのです。
    はてさて、聞いたような単語だけど、音楽のことは疎いし、何のことかいな、、、
    アドロクカフェってどんなカフェですか、と聞くと、アメリカの音楽で、若い人の好きな音楽がかかっているカフェだ、田舎にはないけどパリにはある、と言うのです。

    その運転手は、
    「学校で英語は習ったけど、田舎だから使う機会はないので、忘れちゃいました。アドロクカフェを英語で何というか、言えなくてごめんなさい。」
    と言うので、仏語でアドロクとなる綴りを頭の中で思い描いてみたら、
    hard rock cafe に思い至った。
    (音楽は知らない上に、ましてや若者の音楽などうるさいだけ、程度の感性です。)
    英語風の発音で「hard rock cafe ですか ?」と聞くと、
    「たぶん英語ではそういうのだろうけど、アドロクカフェしか知らなくて、、、」
    と言うので、「なるほど、hard rock cafe は、仏語ではアドロクカフェなんだ。」と理解しました。
    (先頭のアドの部分は、ゆっくり発音すれば、アルドでしょうか。)

    田舎では、英語は、通じにくいのかも、という感じでしたね。






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    • コメント 3件
    06/10/13 06:57

    Re: 田舎では英語は通じにくい

    Belfort近辺に、行かれたんですね。そうすると、建築にこだわる人がよく訪れる、ロンシャンのコルビジェ教会などにも足をのばしたんでしょうか。

    わが家は、文化も芸術も理解しない同伴者で、私もいいかげんなものだから、町やこれらの教会も行かず、ひたすらロッド川の田舎のあたりを、さまよってました。

    アドロクカフェねー、わかりにくいですね。
    ただ、私の場合は英語ですら苦手ですから、未熟者同士の外国語は、ベタ発音で、むしろ分かり易いかな? 
    でも、アドロクカフェくらいになると、???ですね。
    この話を聞くと、昔にニュー・トカイド・ラインと言われて戸惑ったことを思い出しますよ。