笑い事ではありません 香港当局が決定した処分は『Refusal of Entry(入国拒否)』ではなく、『Forced Repatriation (強制送還)』でした。処分緩和のための交渉人としてではなく引取り代行人で派遣されたので、 取調室への同席も許可されていませんし、取調べ中の当人の態度や受け答えの詳細も知りません。 機内でも不要の私語を禁じられていたため、直接聞くチャンスもありませんでした。後日、会社宛に ご家族の方から、日本の空港でご家族と対面した後また取調室でうんぬん・・・とか、私が前のレスで 書いた処分になった旨の連絡がありました。この引取りの件に関して私は事実をそのまま 書いており、妄想が入り込む余地はありません。 私は外務大臣ではありませんし、通知がどうこうとか処分とかその後のパスポートの交付基準に ついて決定できる立場ではありません。決定事項を一般公開するか非公開のままにするかを 決める立場でもありません。 今回のように帰ってこられた場合はまだ良い方で、一番最悪なケースで帰国さえ認められずに 悪質な出入国法違反として裁判で有罪になり、現地の刑務所に服すことになったこともあります。 (これは私が直接関与したケースではありませんが、何年か前に旅行ドキュメントのテレビ番組 で放送されました。) 今日び、日本人の年間海外渡航延べ人数は2000万人近くにも達します。その中での割合となると ほんのちっぽけな数字ではありますが、絶対人数としては決して無視できるものではありません。 入管から部外秘機密と口止めされているので具体的な数字では申し上げられませんが、例えば 同じ0.1%(実際の数字とは無関係)の割合でも、10,000/100,000,000と1/10,000では前者の方が 絶対的な影響力や重要度が大きくなることがある、というのと同じです。 あなた自身が豊富な経験をお持ちなのは他のレスなどからも十二分に分かっております。 未経験のことでも色々な資料で勉強されていることも。でも、どんなにレアケースでも 実際にあったことが妄想で片付けてしまわれ、それを信じた人が軽い気持ちでまたこういう 目に遭うのは決して私にとって嬉しいことではありません。むしろ、こういう仕事を するような事態が起こることのほうが悲しいです。 私も未体験なことはいっぱいありますが、海外旅行する方が少しでも楽しく過ごしていただき たい一心でこの掲示板へ来ております。それだけは勘違いしていただきたくは無い。 お願い致します。
笑い事ではありませんし屁理屈でもありません >この引取りの件に関して私は事実をそのまま 書いており、妄想が入り込む余地はありません 体験されたりお聞きになったことは事実なのでしょうがその内容が正しいかどうかは不明です。又その原因というか理由については、妄想とまではいいませんが伊太郎さんの「そうぞう」ではないのですか。 このトピのテーマ?である「帰りの航空券を持っていかなかった」から「強制送還された」ということは、おっしゃる「事実」からは導くことはできず、この点が「そうぞう」ではないのですか、といっているだけです。 読者の方に対する注意喚起のため体験談等を少し大げさに言うことは、特に問題があるとも思えませんし、効果的なことも少なくないと思っていますが、伊太郎さんのレスの帰国後の状況のようにありえないことまで書いてしまうと 読者に不信感を与え、注意喚起という目的がぼけてしまうので注意されたほうがよいのではと思いますが、いずれにせよわたしは伊太郎さんにわたしの考えを押し付ける気はまったくありませんのでどうでもいいのかもしれません。 わたしに対するレスなので,一応伊太郎さんあての体裁で書いていますが、読んで理解していただきたいのは海外旅行経験の少ない一般の読者の方だというのが本音です。 「帰りの航空券を持っていかなかった」人が「強制送還された」ということはありえますし又実際にもあると思っています。 又帰国後、旅券に関する何らかの不利益処分を受けるということもありうると思っていますが、これは 「帰りの航空券を持っていかなかった」からではなく他の理由による場合しかありえないということをいっているだけです。 伊太郎さんの体験例のお友達がどういう理由だったかわかりませんが、ひとつの例として「麻薬・覚せい剤」等の持込をしようとした場合があります。 そういうケースでしたらまさに伊太郎さんの体験等と大筋同じようなことが発生すると思われますが、原因は「帰りの航空券を持っていかなかった」ではなく「持ち込み禁止品を持ち込もうとした」からでありたまたまその人が 「帰りの航空券を持っていかなかった」だけだということです。 >でも、どんなにレアケースでも実際にあったことが妄想で片付け、 たことはことは今までもないし、このトピの中でもありません。 「日本の空港と海外の入国管理箇所とがオンラインで結ばれているのは本当ですか」 とか 「迎えに行くくらい親しいと思われるお友達と、帰国後直接の連絡がなく、連絡をしようともしないのはどうしてですか」 「>スタンプ現物を全ページ探して確認する人もいます。とありますが何を確認するのですか」 「>入国カードには入国するのに使った手段の記入欄があります。 空港での入国なら到着便を記入して申告するので、何処から香港に向かってきたかちゃんと分かりますよ。 とありますが、乗機地がわかることが、検査官にとってどういう意味を持つのですか。又意味があるとすると不正に入国しようとする人はウソをを書いてでもすり抜けようとするでしょうがどうやってウソを見抜くのですか」 等等お聞きしたいことはありますが、 >実際にあったことが妄想で片付けてしまわれ と思い込まれてしまっている伊太郎さんからは、わたしが理解できるような回答は期待できないので回答は結構です。 >海外旅行する方が少しでも楽しく過ごしていただき たい一心でこの掲示板へ来ております。それだけは勘違いしていただきたくは無い。 もともと別に勘違いはしていません。わたしも同じようにおもっています。楽しくだけでなくできるだけトラブルに会わないようということを付け加えたいとは思いますが。 どちらかというと伊太郎さんの方がわたしのレスを一方的に勘違いをしているようにおもっています。
答え 『強制送還』、『帰りの航空券不所持』は当人を引き取った際に 当局が当人に渡す通知書を私にも確認されたので分かったことです。 通知書には取調べ中の受け答えの詳細まで載っているわけでは ありませんから、その中の経過は私にも分からないと言って いるのです。 オンラインでのデータベースは実在しています。使う当人は 気がつかなくても、パスポートを使っている間に犯罪歴があったり 出入国でトラブルがあると(最終的に通過した後でも)記録が 残ります。 私は通訳会社の人間として迎えを依頼されただけなので、知り合い として迎えに行ったわけではありません。ご家族に英語が話せる 方がいないからと呼ばれただけです。前のレスにちゃんと書いて ますから、あなたの読み落としでしょう。 空港で入国カードの乗機地欄と出国地のスタンプを確認するのは ごく自然なことです。国際便同士を乗り継いで直近側の便しか 書いていないと合わない事もありますが、その時に審査官が 乗り継ぎ詳細を質問して不自然な態度を取るかどうかなど、 入国許可の判断にちゃんと役立ちます。 きちんと読めばちゃんと分かることではありませんか?