アルボルズ越えの道

すでに(ま)さんが写真をアップされているので蛇足かもしれませんが、私の撮った写真も次のサイトに入れておきました。峠の標高は分かりませんが3000メートル以上はあるでしょう。

http://photos.yahoo.co.jp/kiseo_y/

カスピ海側の町とされているアムティルはどの辺にあるのかわかりませんが、カスピ海沿いに西進して、アゼルバイジャンとの国境にあるアスターラから再び山越えでタブリーズを目指されるおつもりでしょうか。たいへんな行程ですね。カスピ海沿いに道路は簡易舗装的な道がかなりあるし道幅も狭いので、気をつけてください。
途中宿泊されるなら、ラムサールのアザジホテルがお薦めです。パーレビ王朝の時代の避暑地でこのホテルは迎賓館だったのでしょう。豪華です。でもそんなに高くないはずです。ホテルの山側には温泉もあります。ホテルの隣には、宮殿の美術館があります。

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2件のコメント

  • Re: アルボルズ越えの道

    写真で道路状況がわかりました。ありがとうございます。カスピ海沿いの道は、簡易舗装のようですが、路面状況が良いと、往来する車がスピードを出します。荒れていたほうが、自転車も大変ですが、車もスピードを出さないので安心です。往来する車には、十分に注意して、伴走のバスとトラックの間を集団で走行するなど、安全第一に工夫します。また、ラムサールのホテルや美術館の情報を教えていただき、ありがとうございます。とても楽しみです。夢が膨らみます。ルートは、近いうちにホームページhttp://www.geocities.jp/silkroad_tanken/
    で発表します。お気づきの点がありましたら教えてください。シルクロード雑学大学主宰長澤法隆より。

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    「鉄門」はありましたか?

    長澤さんは、西安からローマ目指して自転車でシルクロードの踏破をされていること、ホームページで拝見しました。
    ところでイランではタブリーズを目的地にコースを設定されているご様子ですが、15世紀のスペインのカスティリヤ王国の使節クラヴィホが著したという「チムール帝国紀行」には、当時のルートでタブリーズ-スルタニーヤー-テヘランという道をたどったことが書かれています。
    また、同じ書に、サマルカンドに入る前に「鉄門」を見たこともあります。テルメスの近くらしいのですが、記述によると自然の切通のように思われます。長澤さんはサマルカンドにも行かれているとのこと、この「鉄門」を実際にご覧になったか写真などを見たことはありませんか?

  • 峠にさしかかったら

    書き忘れましたが、峠近くになると、道が二つに分かれています。
    一つは旧道でもう一方はバイパス(ショートカットの道)になっています。私は、バイパスのほうを通りましたが、長いトンネルになっています。旧道は、さらに高い標高を目指すようです。(ま)さんの写真を見るとダートコースになっているように見えますが、私の印象では、舗装されていましたし、バイパスに対して直角には交差していないいなかったと思います。間違っていたらゴメンナサイ。

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    Re: 峠にさしかかったら

    旧道を選びたいと思います。シルクロードを自転車で旅行するルートを具体的に伝えられるので、うれしい情報です。ありがとうございます。どこの国でも同じですが、どうしても現地のガイドにわたしたちの希望が正確に伝わらないために、高速道路を走ることになったり、バイパスを走ったこともありました。旧道のほうが、車のスピードも遅いし、地元の人との出会いも多くなります。アイスクリームを買って食べることもできます。『ツール・ド・シルクロード20年計画』、自転車旅行や歩く旅では、パオや山村の畑の向こうから飛び出してきて、手を振ってくれる子どもたちのと出会いも楽しみにしています。旧道を走って、峠を挟んで、南側と北側の風景の違いを目にできることを楽しみにしています。峠といっても、日本とは異なると思いますが。峠近くの分かれ道には、気をつけてペダルを踏みます。来年の夏までには、旅の様子をホームページでレポートするように、心がけます。シルクロード雑学大学主宰長澤法隆より。