ガッカリ度指数の法則があります joy さん こんにちは 私が見つけだした「ガッカリ度指数の法則」をここでご紹介します。 まず、期待度が高い場合を ( A )、期待度が低い場合を ( B ) とします。 そして 目的地まで訪れるまでの金銭的・時間的・肉体的労力 ( C ) + 不可抗力的要素 ( D ) にて算出します。 満足度がいちばん高いのは 世界遺産だと知りつつもあまり期待していなくて訪れた場合 = B に その代償として支払った C が大きくて、 かつ不可抗力的要素 D、つまり天気が快晴であって心地よい気候であったとか、観光客が少なかったとかの要素 ですね。これが満たされた場合となります。 次に満足度が高いのは A の場合、等価の C、偶発度で決定される D が満たされたときです。 反対にガッカリ度が高いのは A の場合で、C の代償が高くて、かつ D の要素が満たされなかったとき。 つまり苦労して行ったものの、天気は悪いし邪魔くさい観光客でいっぱいだったときにガッカリ度指数は最高値に なります。 また B の場合、C、D の要素が A と同質なら、ガッカリ度指数は当然 A に次いで高くなります。 世界遺産だといった期待感を初めから持ってしまうと A が高い水準値にあるわけですから、 その反動としてガッカリ度指数は高くなります。 それにしても、日本でも次は○○を世界遺産に登録させようとの声をよく耳にしますね。 これじゃ世界遺産の乱発であって、相対的に世界遺産の価値をおとしめる結果になると思うのですが いかがでしょうか。
補足説明します 「ガッカリ度指数」の説明にて期待度か高い場合 (A) と低い場合 (B) とを比較して 満足度が高いのは期待度が低い B のほうだと言いましたが、 これは各自のパーソナリティとか事情によって A が B を勝ることもあります。 私みたいな性格では世界遺産であろうが観光地であろうが、初めから期待をあまりしていません。 ですから、予想に反して素晴らしかったという感想を持ち帰ることが多いのです。 これなど B が A を凌ぐ典型的な例です。 しかし、ずっと以前から行きたいと願っていて、ついに休暇を取れて行けた人の場合を考えると A の期待度は当然高いわけですし、満足度も B より高くなります。 「満足度指数」に名称を置きかえてみると、期待度つまり A と B に優劣をつけられません。 それから No,55 の、ふじくんのご指摘、ごもっともだと思います。 しかし joy さんも世界遺産の基準に触れていますし、単純に観光地と同一視していないのでありませんか。 「世界遺産とは」… 遺跡や景観そして自然など人類が共有すべき普遍的な価値を持つもの、と定義づけられるそうです。 観光客がずかずかと訪れて支障をきたすと思うのは ① 聖地とか教会とか、現在でも敬虔な信者によって信仰の対象となっているもの。 ② 小さな村や町で、そこに暮らす人たちが大勢の観光客によって平穏無事な生活が脅かされるもの。 ③ 自然の微妙な生態系のなかにあって、人が訪れることでそのバランスが崩され環境破壊が危惧されるもの。 以上の三つです。 また日本にて、おらの村も世界遺産に登録させようとの動きが好きになれないのは 純粋に、世界遺産の定義にあるような精神がみられぬこと。 それよりも地元住民と政治家どもの利権の思惑が見え隠れして 結局のところ観光客の誘致が狙いではないのかと思われるケースが多々あるからです。
ブーハーさんへ 代弁、ありがとうございます。ブーハーさんと同じ意見です。 わたしも、ふじくん同様に歴史は大好きで、日本の城を見て周っています。姫路城が世界遺産になれば、次は松元城・犬山城が認定されるべきだと思っていました。数100年前に建てられ、歴史的重さが違います。地元の強い推薦があるかどうかで、世界遺産になるのでしょうか? 詳しいことはわかりませんが・・ 新しく、世界遺産になり観光客目当てのお店・観光バスができ、自然環境がわるくなる。何か、むなしいですね。
増える世界遺産 ガッカリ度指数の法則ですか?役に立つ考え方で、同感します。 D、つまり天気が快晴であって心地よい気候であったとか 同じ場所を旅行しても、雨の日に行くのでは印象が違いますよね。 また京都なら、秋の紅葉時に行けばすばらしいものです。 そのかわり、どこも、観光客で混みますが・・・どちらを選択するかに なりますね。 失礼なことを書くかもしれませんが、青森・秋田には以前3回くらい行きましたが、奥入瀬・十和田湖には行っても白神山地は知らなかったし、旅行していませんでした。 世界遺産になってから、初めて知りました。 登録候補の石見銀山も、社会科の教科書で習った記憶はありますが、見学したことはありません。佐渡金山は行ったことがありますが・・ 世界遺産の基準は理解しにくいです。
石見銀山は・・ 石見銀山に行かれた方、いらしゃいますか?行かれた感想をできれば、 きかせてもらいたいのですが・・ 世界遺産になれば、観光客で混むことでしょう。
Re: 増える世界遺産 こんにちは。 ざっと読ませていただきましたが、世界遺産認定の基準とjoyさんの考える世界遺産とが大きく異なっているような気がします。 世界遺産はあくまでも、後世に引き継ぐ価値があるかどうか、で判断しているのではないでしょうか。観光地とは違います。私たちが見ておもしろいかどうか、というのは世界遺産の基準とは関係ないと思います。 もちろん、そこに国策や保存方法等色々な要素がからんできますし、認定後に観光地化する場合があるので、見方は人によって異なるのでしょうが。 個人的には、とにかく世界遺産に登録しようとする運動や、世界遺産だから、という理由で見に行こうとする人が増えたことには、あまり感心しませんね。 また、壁画を博物館に移動展示してほしい、という話も出ていましたが、本来、その物が何のために作られたかを理解し、その意図を尊重することも大切だと思います。何も、人工的に作られた保存環境の中で、白日の下に照らし、誰でもいつでも見ることができるようにするだけが、文化財保護ではないと思います。 普段見ることができない、だからこそ貴重なものもあるのでは?