06/10/07 11:10

世界遺産に認定されると

確かに、観光客が増えてその地方は潤うでしょう。
最近、日本でも数が増えすぎのような気がするのですが・・
首里城が認定され、大阪城が認定されないのは、なぜでしょうか?
大阪城の方が規模も大きいし、加藤清正が運んだと言われる石、場内の
展示物など見所はたくさんあります。

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1件のコメント

  • ( -人-).。oO(比較にならないですが

    沖縄リピーターで関西人でもある私から言わしてもらえば・・・

    1 首里城は姫路城などと違い首里城単体の認定でなく島内の数多くのグスク、ウタキ等の一連の遺産による認定である事

    2 世界遺産の認定基準は一応明確にあってそれは認定後も示されていますが、それによると首里城の認定基準は3項目。その中で3つ目の項目は例外的項目であり認定された世界遺産と現在のわたし達との生きた関連性を認定するものです。(琉球王国のグスク及び関連遺産群というのが首里城他の正式登録名称ですが・・・ウタキ(拝所)などは今も神域であり特定の人の立ち入りを拒絶しています。あと、沖縄には王朝文化より派生した芸能文化が比較的強く残っている事等も認定要素になっていると思われます)

    世界遺産=古いものという捉え方が一般的ですが、遠からずとも当たらずといった所で、20世紀の個人建築家が建てた私邸(ミースなどが有名ですが)も世界遺産んには登録されています。現代にもつづくバルセロナ、サグラダファミリアなどは、今の技術とか使って作っていますが・・・世界遺産としては特級の有名所では?

    物の新旧よりもそこに含まれる諸般の価値感について評価する事が多いので、再建されたから×というのはあまり正当でない評価です。(全く痕跡無い所から復旧したのは・・・しんどいですが)
    昔の建築技術により再建された首里城には価値がありますが。。。
    RCで再建された大阪城には価値は無い(建築に関係するものとして・・・別の価値はありますがねw)ということでは?
    唯一、太閤さんの大阪城という大阪人の精神性が認定基準に触れるかな?(笑)

    木造は性質上耐久性に欠けるので長年月の保存性に欠けます。日本以外にも木造を主体とする遺跡はありますし、ギリシャのパルテノンも屋根は木造でした。(大抵屋根はボールト、ドームが発生するまで木造、なので西洋の古い石造のは屋根が無い)日本のように何百年も前の木造が(小住宅以外)残っている例は極めて世界的に珍しいので日本の世界遺産はこの木造建築技術の評価と言う点で価値があります。

    なので、同じ城でも国宝でもあり城郭建築の集大成、傑作と歌われ、実際に姿形も美しい姫路城と大阪城では比較対象になりません。せめて、日本最古(つまり世界最古)の天守閣を持ち、国宝でもある松本城なら善光寺や諏訪のオミワタリなどと抱き合わせで世界遺産と言うのはあるかも?

    まあ、私は世界遺産の価値とは別に個人的な良し悪しやツマランと思う事は別に良いのじゃない?と思います。アウシュビッツとか以外、背景を知らなくても本当に良い物は迫力というかオーラーと言うかあるもんなんで。
    理知的な理詰めの評価より当たってる場合もありますし、所詮今の自分のレベルでしか物事もみれませんしねぇ。実際、オリンピックと一緒で政治的な物で決定されてる部分もありますし。。。
    なのでツマランものより、スゲーとおもった(笑)世界遺産を探求して見ては?(世界遺産以外にも良いものはゴマンとありますが、資料とかは集め易いのが良いところかと。。。)

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    06/10/07 15:00

    昔の建築技術により再建された首里城

    そのとおりです。首里城はNHKのプロジェクトXで放送があったように使う材料から調べ上げて、色彩も考えながら昔に限りなく近く再現
    しています。価値も納得します。
    大阪城は最近、天守閣を秀吉時代の黒色に変えましたが、鉄筋コンクリートなのが問題で認定されないのでしょう。
    修復・復元については国によってだいぶ、違うような気がします。
    韓国の水原城の屋根飾り修復は本来、仙人・動物達があるはずなのに
    驚く程、雑な修復でした。