シルクロードのトルクメニスタン、違いの判る旅人に

アシガバードのホテル街を、何度か歩きました。結婚式場と化しているようです。1泊だけ宿泊もしています。トルクメニスタンでは、いろいろと気になったり、納得できない場面に出くわしました。でも、理解できても納得できないエリアがある。これも現実かと思います。トルクメニスタンの体制を擁護する気もありませんが、日本と同じような状況ばかりではない条件の中でも、生まれ、学校へ行ったり、結婚したり、子育てを過ごしたり、孫に囲まれて老後を過ごす庶民の生活、どんな思いで過ごしているのか気になります。状況を理解することはできますが、状況を納得することとは難しいと、トルクメニスタンで感じました。風土、民族、宗教、文化、言語、政治の違い。違う世界があるから、わたしは旅に出るのだと思います。近い将来、トルクメニスタンの庶民と本音で話のできるようになるといいですね。独裁体制の中で、どんな思いで暮らしていたのか、聞いてみたいです。

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1件のコメント

  • 06/10/11 00:27

    Re: シルクロードのトルクメニスタン、違いの判る旅人

    トルクメニスタンに関するお話、私も同感です。
    他にも独裁国家は沢山ありますが、常に人の目を気にしているような雰囲気を感じる国でした。
    バスで自称ジャーナリストの女性と一緒になったのですが、私が「トルクメニスタンに真のジャーナリズムはあるの?」と軽率な発言をしたら、口数が少なくなりました。
    ただ、アシガバード市内で気になったのはパラボラアンテナの多さでした。

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    トルクメニスタンのパラボラアンテナは、衛星放送と関係ないかも

    わたしも、アシガバードでは、アパートにたくさん並んでいる大きなパラボラアンテナが気になりました。「トルクメニスタンの国民は、表向きは政府に従順だけれども、衛星放送で世界の動きを知っている」と受け止めました。でも、相互の監視が厳しい雰囲気があるので、国内専用のアンテナかとも思います。「外国の情報を知っていますよ」と告白するように、衛星放送や外国の電波を受信できるアンテナを屋外に設置しないように考えます。あのパラボラアンテナの役割、次回の訪問の際に聞いてみましょう。シルクロード雑学大学主宰の長澤法隆。

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