退会ユーザ @*******
05/08/08 20:10

ボリスポリ空港からのビザなし入国、問題なし

プルコボ航空は、プルコボ空港1から出発しましたが、何のことはない、ふつうに出国審査がありました。飛行機はトゥポレフ134で、旧ソ連製の機材は初めてです。話に聞くとおり、座席が前に倒れるのですね。1時間半ぐらいのフライトなのに、わざわざ機内食が出ました。

ボリスポリ空港では、入国審査場が混んでいて40分ぐらい待たされましたが、査証なしでも全く問題なく入国できました。ただ、空港内の両替所は非常にレートが悪く(1ルーブル=1.4グリヴナ)、大損しました。これから旅行される方々はお気をつけください。

キエフに入ると、サンクト・ペテルブルグと比べて、英語およびクレジットカードの通用度が格段に落ちます。それでも、ロシア語で揉めていれば、どこからともなく英語の分かる人が出てきて助けてくれるので、最後には何とかなります。

キエフの旅行代理店で、リヴィヴまで、ウクライナ・インターナショナル航空の航空券を購入したところ、448グリヴナでした。機材はアントノフ24,プロペラの騒音はYS-11の比ではありません。リヴィヴの空港が、これまた薄暗くて気味悪いところで、旧ソ連時代を連想させます。

プルコボ空港にしてもボリスポリ空港にしても、規模は相当大きいのですが、ボーディングブリッジがほとんどない(あるいは、まったくない)のですね。機材は沖止めで、バスで連れていかれました。旧ソ連式なのでしょうか。タリンの空港ではボーディングブリッジを使っていたのと対照的です。

現在、リヴィヴです。ロシア語以外の外国語がキエフよりいっそう通じなくなり、苦労しています。陸路出国しますが、スムーズにいくかどうか。

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2件のコメント

  • 05/08/09 16:37

    ウクライナのウクライナ人による日本人訪問客のみなさんの為のサイト

    http://japanese-page.kiev.ua/jpn/index.htm

    ちょっと不自然な日本語はご愛嬌ということで・・・
    (^^;;

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  • 05/08/09 14:54

    Re: ボリスポリ空港からのビザなし入国、問題なし

    現地から最新の情報ありがとうございます。

    旧ソ連地域の空港には一種独特の趣がありますよね。
    タリンの空港のターミナルビルは2000年以降に新築されたもので、
    北欧風のモダンなデザインで非常に機能的な造りです。
    それに比べてヴィリニュスのほうは芸術性を重視しているというかなんというか・・・
    このあたりにもエストニアとリトアニアの国民性の差が見て取れて面白いですね。
    ヴィリニュスの空港の改修工事はもう終わっていましたか?
    僕が6月に利用したときは幕を張って工事中でした。
    リトアニア航空は昨年頃まではボーディングパスはすべてチェックインカウンターのスタッフによる手書きでしたが、
    最近は機械によって印字されるようになりました。
    世の中進んでいるですねぇ・・・


    プルコヴォ1からボリスポリまでのフライトは今ではちゃんと国際線扱いになっているのですね。

    リヴィウとかウクライナの西のほうは、ロシア語もなにもウクライナ語が生活言語で、
    ナショナリズムが非常に強いというか、極粋主義とでもいえるくらいのノリなので、
    ちょっと大変な地域ですね。
    カタコトでもなんでもいいからテキトーにウクライナ語を並べておいて、
    「ユーシェンコ、バンザイ!!!」とでもやっておけばいいらしいです。
    なんとなく、半世紀前のヨーロッパにタイムスリップしたみたいな感覚でおもしろいですよね。

    陸路国境、揉めないといいですね。
    お気をつけて!

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    退会ユーザ @*******
    05/08/11 00:39

    陸路ハンガリー出国も大丈夫/リヴィウも良い街

    リヴィウから夜行列車に乗り、ブダペストへたどり着きました。国境越えは朝の5時(ウクライナ時間)なので、早朝に叩き起こされて大変でした。ウクライナの出国審査はスムーズに通りました。次にやって来たハンガリーの係官が「日本人なのにウクライナの査証がない」と言って確認しにどこかへ行き、ひやひやしましたが、結局、無事にクリアしました。

    リヴィウも、言葉の問題が大きく立ちはだかっているので、慣れるまで非常に大変なところです。途中で出会ったオーストリア人観光客も、「意志疎通のために、大学で習ったロシア語を使っているが、露骨にいやな顔をされる」と言ってました。私も新聞のスタンドをのぞいてみたのですが、「リヴィウ・ガゼッタ」などウクライナ語紙がほとんどで、ロシア語紙はイズベスチヤなど少数派なのではないでしょうか。ポーランド人も多く住んでいるはずなのですが、ポーランド語の新聞は見あたりませんね。

    それにしても、これだけ魅力的な観光資源を持ちながら、観光客向けに媚びるところがほとんどないというのが興味深いですね。豊かな歴史に育まれているので、そこは失礼ながら腐っても鯛、街のレストランにはウィーン料理・ハンガリー料理が並び、のみの市へ行ってみると、1930年代のドイツ語やポーランド語の古書が売られています。

    話が戻って、ヴィリニュスからサンクトペテルブルグまでは列車で移動したので、ヴィリニュス空港は使っていません。また、キエフからリヴィウまで飛んだウクライナ航空も、搭乗券のすべての項目が手書きでした。手書きの搭乗券は、はじめて見ました。ここで座席番号が「2Г」なので驚きましたが、要するに座席番号を「АБВГ」と振っているわけですね。

    こうして、バルト3国からロシアへ、そしてウクライナへの旅は終わりました。この掲示板でお世話になったみなさんに改めて感謝いたします。苦労した分だけ、リヴィウの印象が強烈で、あの大変さが懐かしくもあります。

    最後に、ウクライナ・グリヴナをいくらか持ってハンガリーへ出国したのですが、方々にあたって調べたところ、ウクライナ国外では再両替できないことが分かり、もったいないことをしました。さりとて、夜行に乗る分には、リヴィウ駅の両替所も早々と閉まっていて使えません。やはり、旅するのが難しい地域ではあります。

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