女ひとりたびさん

遅くなってすいません。
ルーマニアは本当に素晴らしい国でした。おいしい食事、綺麗な風景、そしてなんと言っても、親切で気さくな人々(しかも美人が多い)。。
ぜひ、もう一度行きたいと思っています。
僕は特に、Shigetu Marmatiei近くのVadu Izeiという村での日々が楽しかったです。そこでお世話になったホームステイ先(Nicolae Prisacal)は、車で自慢のスポットをたっぷり回ってくれるし、ご飯も最高においしいし、お薦めです。
そのNicolaeからの情報ですが、毎年5月の第一日曜(だったと思いますが、自信はかなりありません!)に、その地方一の大きな祭りが開かれるそうです。その祭りは結構有名らしく、旅行者も数多く訪れるそうです。女ひとりたびさんは来春旅行されるということなので、もし日程が合えば、行ってみられるのも良いのでは、と思います。

さてSighetu MarmatieiからSuceavaへ、そしてSuceava泊、の件ですが、うまくいきましたよ。ただ、ルーマニア国鉄のサイトには、一部誤りがあるようで、サイトで調べた列車が、現地では走っていないと言うことが、僕が確認したものだけでも二つありました。現地の駅で確認することをお薦めします。このSighetu MarmatieiーSuceava間の11:23発ー20:16着がその一つで、僕は7:24発ー20:16着の列車で行きました。これで行くと、途中Salvaで乗り換えるんですが、その際に2,3時間ほど間が空いてしまいましたが。でも駅の近くの家族と仲良くなり、昼ご飯をごちそうになりました(Salva駅とその周辺では食料が手に入らないのでご注意を)。
Suceavaに着いてからは、タクシーでClass Hostelというユースホステル?に向かいました。5分ほどで着きます。ここもすごく良いところでした。そこで働くモニカと言うかわいらしい女性は、お願いすれば、車で五つの修道院を案内してくれます(もちろんお金は必要です)。

ちなみに夜行列車は、やはり少々危険です。僕は、SighisoaraーShigetu Marmatiei間を夜行で行ったんですが、少し怖い思いをしました。同じコンパートメントのルーマニア人たちと仲良くなっていたので、助かりましたが、一人では危なかったのではと思います。彼らも、「夜行では盗難がよくある。このことはルーマニアの抱える問題の一つだよ。気をつけるんだよ。」と言っていました。実際、入り口のドアが開かないように、彼らの一人が布を縛り付けて、一応鍵をかけていたんですが、真夜中に、怪しい男が無理矢理開けようとしたらしく、その布は引きちぎられてしまいました。そのときの物音で目が覚めて、その男と目が合いました。すると、男は去っていきました。あれは、おそらく盗みを働こうとしていたんだと思います。

最後に、ルーマニアで楽しく過ごすには。
どなたかもおっしゃってましたが、笑顔で「Buna ziua!」と挨拶することです。彼らは最初は、「なんかアジア人がいるぞ。」と言う感じで、ジトーッとした視線を送ってきます。これは正直あまり気持ちの良いものではありません。しかし一度挨拶をすれば、そういったいやな感じはこれっぽちもなくなり、笑顔で話しかけてくれます。そして、まず最初にほぼ間違いなく「日本人?中国人?」と聞いてきます。「日本人です。」と答えると、さらに笑顔がはじけて、会話が弾みます。
この質問の背景には、中国人は嫌われていて、日本人は好かれていると言うことがあります。どなたかが、「中国人のふりをすると、ぼられなくてすむので、中国人だと答えた方が良い。」とおっしゃってましたが、僕は決してそんなことはないと思います(そもそも自分の国を隠して、他国人のふりをするということ自体、僕は疑問を感じます)。

非常に長くなって申し訳ありません。そして、今後数ヶ月間、最長半年間はこの掲示板に書き込むことができません。一方的なやりとりになって申し訳ありませんが、少しでも参考になればと思います。それでは失礼します。