お墓の話は・・・

旅クマおねえさま ハオ・チー旦那どの

日本の右左の順位は意外といい加減で つい最近までお雛様のお内裏様をどっちに置くかが 上方と関東で逆だったとか・・。

昭和になって 講談社かどこかが絵入りで飾り方を紹介したら いつの間にか今の形になったとか。 明治の時代は京都で天皇さんがどう並んだかを実際に見ていた人が結構いたのに・・・。

さてお墓の話。墓石を立てるのは割りと近年になってからで 日本でも陶然個人名義・・・のお墓が主流だったそうです。 いわゆる顕彰碑を自分用に立てさせた・・・または自分の親のを立てた。つまり自己顕示欲の変形なんだそうです。

明治以降になって 平民でも偉そうな家の概念を持ち込んだ社会制度の中でこれも顕示欲の表れでみんなが安く?作るようになったのが・・・家の墓。 その証拠に 忠臣蔵のお話だって殿様の個人墓で浅野家代々とはなってない。

お位牌は いわゆる戒名・・つまりあの世用の名前札だから原則個人用ですが 近頃は連名位牌が結構はやっています。 戒名を生きているうちにもらうと死んでドサクサにつけてもらうより 7割がとこ安いのだとか。 もちろん坊さんの真似事の修行はしなければいけない・・つまり 資格試験の修行代はいるようですが・・。

カアチャンが長生きするようになって ふとわれに返って? あんな人と一緒のお墓は考えてみれば・・・見ればいや、もっと早く気がついてたかもしれませんが、と今流行の個人墓を買ってそちらに入る人が・ ・・増えているとか・・・。

おかしいのが この風潮は韓国にも飛び火して お墓先進国?日本への視察団がぞくぞくとか・・・。 

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2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    06/09/25 13:06

    お墓2

    明治以前は墓石の制限令があったため、誰でも造って良いわけはなかったのですが、享保年間以降庶民も結構建立しております。(私は掃苔家ではありませんが、過去日本各地のお墓を見ました結果です)

    「○○家之墓」は火葬の普及と明治以降東京や大阪など都市部の人口集中による墓地不足が原因で石材業者が考案したものです。土葬をしていた時代や地域では霊魂に対する考えが異なるので、このようなお墓は発生しませんでした。

    霊魂はお骨に宿ると考えている方がふえましたが、お骨にこだわるのは、火葬が普及した日本人だけの考えです。土葬の時代にはそのような考えはありませんでした。

    もしお骨に霊魂があるなら、関東のように総骨にすべきで、関西以西は部分骨のみ収骨します。収骨されなかった大部分の骨は火葬場で処理されます。またのど仏を本山に納骨する場合もありますが、これもしかりです。

    土葬の時代に首だけもぎって、本山に収めるようなことはありませんでした。これも火葬が普及したことによる寺院の収入源の政策の一つです。

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    川原の死体?

    ハオ・チーさん、いい時代に生まれてホッとしました。

    源氏物語(現代語訳)を読むと、時折、ウゲゲ~っとくる情景を、
    描いてますよね。自分の家の側の溝に、疫病死体が捨てられていたり、
    それを野犬が漁っていたら、たまりません。

    東アジア「墓場」文化圏を渡り歩いているハオ・チーさんに質問です。
    つい近代まで個人墓は許されなかったということですが、例えば武士が
    自刃した場合は、個人墓に「刀」マークが入っています。よく、鎌倉の
    切り通しの、へ?こんな所におひとりさま?、という感じで見ました。
    これは、死因が原因で、別扱いになった特例処置なのでしょうか?

    霊魂は、推測するに、「執着したい場所」に「居る」んですね。
    波長とタイミングが遭うと、憑かれてしまうので、小心小心。
    お墓あたりに居る場合もあるし、私の肩に乗ってきたのは、木の上
    から飛び乗ってきた感じでした。お山の一つに憑いている場合も
    あります。よく、ホテルの部屋というのも、その一つでしょう。

    しかし、生首って10kgs近いのに、中世の武士は大したもんだった。

  • お墓先進国 ☆NIPPON☆

    ぼうふらおぢさま、前々からお聞きしたかったのですが、どうして
    PCが2台あると、別のHNになってしまうのでしょうか? 訪韓歴
    30余年の岡山おっぱさまも、岡山&岡山1で、ご自分でどちらの
    場所で書き込まれたか、識別しているそうですが・・・
    旅クマはどっちでやろうが、日本語入力出来るソウルからやろうが、
    登録電脳住所と登録PWDが同じなので、どこでも旅クマになります。

    以前、谷中墓地のふらふら迷い込んだ、徳川家代々の墓をたまたま
    見たのですが(成仏しているようで、鳥肌は立たなかったです)、
    確か個人名でした。不思議と正妻と側室のお墓が、わかりにくかった
    のですが、どうなっているんだろうなぁ?

    韓国はふらついていても、ゾゾッとしないのですが、台北の下町
    はいけないですねぇ。というわけで、墓地の中までは見てきません
    でした。

    まぁ、どちらにしても、ぼうふらおぢさまが、ぼうふらでいるため
    には、マダム ぼうふらが更に元気に長生きをされ、ぼうふらおぢさま
    を尻に敷きまくる事が、幸福につながりますねぇ(ニヤ~)

    親~祖父母の世代は、戒名なんぞ要らない、本名でいいから、
    墓参り程度は、1年に1度は来るように、と元気に生きている
    今から言います。未来のNIPPON、「墓参り、彼岸、お盆」
    って何だっけ?、にならないといいですね。

    そういえば、人口が多い中国は、土葬だったのが火葬になり、更に
    墓不足で海に散骨が増えているそうですね。お墓を作る人と、散骨
    する人と、2つに分かれていくのでしょうか?

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    Re: お墓先進国 ☆NIPPON☆

    パソコンが2台でHNが2つになったのは 今回が初めて・・・。それも 9月になってなぜか突然再登録・・・と出て来て、それでこうなりました。 ですから なぜかはまったくご本人には不明です。

    ついでに 散骨・・・の話ですが、火葬にするときあまり高温で焼くと骨がセラミック?化して いつまでたっても土に返らないのだとか・・ ・。 で このごろのは少し温度が低いのだとか・・・。 

    ほんとかどうかは 知りませんが、なんかありそうな話です。

    ガンジス川に流されるお骨は 薪不足のためほとんど半焼きなのでそういうことは絶対ないそうです。 

    知り合いの坊さんに言わせれば 葬儀は生きている人のためのもの。死者は選べない。 だから 自分が心から満足できるように弔えばいいのだそうです。 ご近所ご親戚お知り合いの手前・・粗末には出来ない・
    ・・というのも立派に弔いの意義のひとつだそうです。

    自分がこれでいい・・・ならそれでいい。坊主は困るけど・・・と。

    けっこう生臭坊主ですが おもしろい坊さんです。