退会ユーザ @*******
06/09/21 22:47

横から失礼

陰陽が逆と言うより、上座下座が逆になっております。つまり、日本では向かって右が上座になります。京都の旧家の雛飾りを見ても、向かって右に内裏様が座っていらっしゃいます。夫婦墓や位牌でも右に男性の戒名を彫り、妻は左側です。仏壇でも一番古い先祖の位牌は向かって右奥に安置します。仁王様や狛犬の場合、阿形が右で吽形が左です。京都は中京を中心に地図上は東に左京区がありますが、これは御所から南面して左右を取っております。この考えと同じなのが雛飾りの左大臣は向かって右に位置します。しかし、儒教では向かって左が上座になります。儒教の位牌は左に男性、右に女性の霊名を刻みます。位牌の置く順も左から右へ座が下がります。(宗廟の正殿がまさにそうです)韓国の夫婦墓は向かって左に男性の名前を右に女性の名前を彫ります。(済州島で調査済み)それから風水に関しては戦前の書物ですが、村山智順著「朝鮮の風水」を参考にしてください。ポシン湯食べながらこんなことばかり考えているハラボジであります。みあんはむにだ。

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1件のコメント

  • トピ主は、どこからでも失礼ではないかも?

    よ~く見てみれば、ハオ・チーさんの、トピックではないですか。
    韓国女子の話から、大きく「教育的な題材」になりました。
    ところで、韓国男子について、言及はないのでしょうか?

    糖水は大好きですが、風水は方向がわかりません。
    香港の建物は、見ていて面白いですが、あそこに住みたいかは別問題。
    図書館で、「朝鮮の風水」を検索してみます。

    ところで、私が寺で見るお位牌には、おひとりさまの戒名しか書かれて
    いないので、あの世は夫婦は別人なんだ、と考えていました。
    夫婦同じお位牌って、よくあるパターンなのでしょうか?

    墓石には、『犬神家之墓』というように掘ってあるので、夫婦の生前の
    名前が刻まれているパターンを見た事がありません。

    お位牌も、墓石も、あの世まで一緒・・・
    と考えていたら、段々肩が縮こまってきました。
    (ほら、段々ぞぞぞ~っとしてきませんか?)

    肩回しをしながら、ハオ・チーさんに質問です。
    実は体質的に興味本位で、墓場に行かれないのですが、「血まみれの歴史
    京都の変遷」を辿るためには、”プラッと京都”で京都の古い古い、
    いかにも丑三つ時に枕元に立たれそうな墓地に行かないと、見られない
    のでしょうか? あの世まで、「おふたりさま」を続ける、山ノ内一豊&
    千代夫婦みたいな墓石ならば、チョロっと見てもいいかも?

    それにしても、ハオ・チーさんは、お強いですねぇ~。
    アジアの下町をぶらぶら歩いていて、あっちに墓地があるって、わかる上、
    アジアの宿に絵画がかかっていると、必ず封じ札が貼ってないかどうか、
    確認する私には、どーも無理だなぁ。

    ・・・というわけで、教えてください。
    一体、韓国のどこを見れば、表裏・左右・上下が逆って、一発でわかるの
    でしょうか?

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    退会ユーザ @*******
    06/09/23 17:00

    お墓

    旅クマさま
    今日は彼岸の中日、秋期皇霊祭ですからお墓のことちょこっと書きます。私たちがよく目にする「○○家之墓」は主に明治以降に造られましたので、それ以前は戒名(法名)墓です。単独で祀られている場合もありますが、夫婦墓は結構見かけます。近代的な霊園では少ないでしょうが、寺院墓地や古い公園墓地(青山霊園など)にいけば見れます。お天気のいい日中に出かけてください。中国は文革以前は個人の墓が多かったように思います。「李○○公之墓」などです。広州・越秀公園の石の階段はこのようなお墓を再利用してます。怖くて踏めませんでした。韓国は「本貫・氏・諱」形式か「顕考学生府君・氏・諱神位」(例、顕考学生府君金海金同植神位)などで祀られています。これは儒教式の霊名で、昔の科挙制度の名残があります。ソウルのような都会ではこのようなお墓は見つけにくいのですが、郊外にいけば発見できます。そういえば、もうすぐチュソクです。一族郎党こぞって墓参りに行くのが韓国の風習です。