ぼうふらおじさんさま、こんばんわ。

いえいえ、朝鮮半島に神道が残っているのではなく、むしろ我国に古代朝鮮の神々たち、新羅明神とかが残っているし、現在も大切に祭祀奉られているというお話です。

島根や能登やのお話を聞きますと、ぼうふらおじさんさまも、うすうすなんとなくお解かりだと直感的に感じましたが、様々な形で古代朝鮮と我国の神様は関係しております。ちなみに能登半島の能登はノット・アイヌ語で突き出たあごの意味でして、半島の形がそうですよね。この辺りまで北方文化の影響があるのですね。越の国から大王を迎え入れる大和朝廷の話など、この北陸海岸沿いは朝鮮半島との玄関口だったのですね。こういうところのお話は講義では90分・一コマを半年間とか、やりますから(笑い)掲示板ではこれくらいにしておきます。ごめんなさい、悪しからず。

ご存知のように、李氏朝鮮王朝時代に儒教政策を取りましたので、高麗時代の仏教も排斥され、寺院もすべて山の中に追いやられました。国師とも呼ばれた僧侶の身分も低層階級に貶められ、我国の明治維新期の廃仏毀釈・神仏分離令と同じ惨状でありました。そのあとは世界的帝国主義時代の高波に飲み込まれ我国の植民地に。朝鮮神宮を京城・ソウルに建立し、あちこちに神社がたてられました。もちろんいまはその痕跡すら、わかりにくい状態です。つまりお解かりの通り、道教的・儒教的なものは色濃く残っています。でも神道的なものはもうありません。仏教も我国が島国で、もう伝播する先がないので、言葉は悪いですが吹き溜まりのように残っているのです。神道も古神道と呼ばれる、アミニズムとでも言いますか、山や巨石・大木など自然崇拝から、中国大陸・朝鮮半島の文化などが融合したりして、いや影響を受けたりして今日に至っています。アジア圏で神話や昔話が共通してるのがよい証拠ですね。ではこの辺で、つたないお話で恐縮でした。

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1件のコメント

  • ハイ わかりました。

    そうなんですね。やっぱり残ってはいない・・・んデスネ。 残念。

    半島から元気のいい人たちで船で漕ぎ出して うまく行くと九州 博多湾。 島根・出雲はまあまあ目標地点で、遠くを目指す人は白山を目あてに越の国を。 チョット流された人は能登にぶつかって運良く気多大社あたりに上陸でき、運の悪い人のうちでも運のいい人が佐渡が島へ。

    安曇族だって多分 丸木舟で渡ってきた この方面のお人・・だとすると・・・うーん 吹き溜まりってけっこう楽しい場所なんですね。

    だいたい アニミズムが遅れていて 一神教が進んでいるなんて勝手なことをいうから 世の中戦争が絶えない・・・・。

    あ いい加減な長口の徒が失礼いたしました。

    でも この国はある意味では徹底的な弾圧・・・あればですが、が一つも功を奏していないのですね。 みんななんとなく生き残っている。このナアナアさが ちかごろとてもイトオシクなっています。 

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