Re^2: びっくり・ソウル ボチボチさん 今回は御陵ではなく、宗廟と昌慶宮を中心に見てきました。今回も儒教の先祖祭祀の在り方や風水的な裏付けを調べることにありました。前回、前々回は景福宮や昌徳宮を中心に見ましたが、宗廟はまわれなかったので17年ぶりになりました。またニュースでは知っていましたが朝鮮総督府はとうに撤去されておりましたなぁ。(これも風水と関係する一説があります。おかげで白岳山がはっきり見えました)それから今回も免税店に用はありませんでした。
Re: 朝鮮総督府 ハオ・チー様・・・お久しぶりすむにだ! 朝鮮総督府=国立中央博物館ですね。 あれは酷い、日本で言うなら奈良の東大寺の山門と大仏殿の間に(当時の)近代建築を立てるような物、でもあれも韓国にとっては忌々しくても近代建築の文化財ですよね。 丸の内のビルが昔の建物の入り口の外壁を部分的に残したり、移転はできなかったのだろか? 【これも風水と関係する一説があります】・・・ま～～～本音は違うようですね・・・取り壊されて日韓関係にとっては良かったかも!
Re^2: 朝鮮総督府 ちがう。ちがう。朝鮮総督府を取り壊すには、多くの賛否両論と審議時間を経て時の大統領がほぼ五分五分だった世論の中、苦渋の選択で決めたことで、その経過をよく知らないで、軽々しく論じてはだめですよ。 あと朝鮮総督府は実は風水によっても、あの場所に建設されたことは本当であり史実ですよ。我国はもちろん植民地化の正当性とか、そういう良いか悪いかと言う問題はさておき、朝鮮を単に支配するだけでなく、朝鮮の国土・風土・産業はもとより、民間信仰や姓名研究などあらゆる調査をして、それをきちんと朝鮮総督府発行の本にして発刊しています。私の手元にも何冊かありますが、もちろん私のように大学院で朝鮮史とか勉強するレベルの方しか知らないかもしれません。総督府を建設する時に綿密に風水調査をして、かつ王宮の気の通を遮断し、かつ民衆が見た目にも効果の大きい、あの場所に建設したのです。私の住んでる京都・平安京もそうですが、高尚な人間のやることは(笑い)千年経っても同じなんですね。同じ植民地だった台湾の台湾総督府はいまも現役で官邸として使われており、これも良い悪いは別にして、国民性の違いなのですよ。植民地時代を正当化する比較的右派の方々は、その根拠に朝鮮の鉄道や道路など社会面のインフラ整備を、あれは全部我国がしてやったんだと言われるのですが、それはじつのところは本当です。でもだから正しかったとか、どうこうというのは議論の余地がありますし、ここは旅を楽しむクチコミ掲示板なので、思想信条に関わる難しい話はやめておきましょうね。ただ本当のことは本当として。 もちろん、おいしい冷麺屋さんを知っていることも、探して見つけることも大切だけど、歴史的にはほんの少し前のお話ですし、訪ねる観光する遊びに行く外国の歴史や文化、せめて我国との関わり位はもっと知っておくと、旅に深みが増すというか、体験上本当の親友ができるというか、皆さんにもそう願いたいところです。ちょっと生意気を書きましたが、韓国を旅慣れた先達のお話です。どうも失礼致しました。
総督府建物の移転先 横レスですみません。 朝鮮総督府(旧中央博物館)の建物は取り壊されましたが、のちに独立記念館の屋外展示に一部が移されました。 多くの部材(石材)が移され、新たに「歴史の記憶」の場として構築されています。 総督府の中心建物のトップの装飾などは、そのまま遺されていますので、実際に近くで見ることができます。 かつては屋根の上にあり、下からは小さくしか見えなかった尖塔はものすごく巨大で、それを見るだけでももとの総督府の建物がいかに巨大であったかがわかります。 ソウルからちょっと離れているので行きにくい場所ですが、高速バスで行くことができますので、興味ある方は是非一度行ってみてください。 ちなみに、独立記念館では、日帝による植民地時代の歴史展示も見ることができます。広いので、移動を含めて一日はかかると思います。 以上、参考まで。
