Re: 中国に2ヶ月半滞在するために必要なビザは? YOUMEIさん、こんにちは。 中国のビザ発給機関は大きく分けて2つあります。 外務省(外交部)の管轄と、警察(公安局)の管轄です 前者(外務省の管轄)の多くは確かに可停留日期30日が原則になっています。 外務省管轄というのは、例えば中国以外の各国にある大使館、領事館です。 警察(公安局)管轄というのは、中国国内にある警察署(公安局)+中国準国内(香港、澳門)の警察署(公安局)です。 出入国の管理は、出入国管理科(=管理課)という公安局の一部門が実際に担当し、入出国スタンプを押します。 日本の警察は入出国スタンプを押しませんが、中国の警察は入出国スタンプ・査証延長など入出国に関する実務権限を与えられた省庁です。 日本と中国の大きな違いです。 外交部管轄である日本大使館・日本領事館は入出国回数が1次、2次、数次が取れても可停留日期30日までなんですね、きっと。 一方、入出国実務を担当する公安局は、交渉次第で可停留日期が何日でも延ばすことが出来ます。 何故かというと、各公安局の査証の印刷機械で可停留日期を手入力できるからです。 但し、公安局収入国管理課は中国で大きくいくつかのエリアに分類され、各エリア毎に許容される可停留日期の最大日数が異なります。 広東省公安局本庁(大阪府・府警察みたいな単位)は香港・澳門を含む広東省を管轄します。 広東省は、中国本土人の香港への出国規制を部分的に緩めるなど、入出国規制に関しては一番力を入れている中国の中では省公安として、一番柔軟な有名です。 香港って、英国から返還されて~50年間は、微妙な立場にある場所で、外交部管轄の領事もあって、公安局管轄の香港公安局そのものもあるんですよね。 香港は特殊な場所なんです。 皆さんが香港公安局でビザを取れってのは、そうゆう背景があるからです。 普通、外国には公安局はありません。 日本で言えば警察なわけですから、治安維持の必要無い国外に無いのは当たり前です。