日本国内のトホホな宿 心に残ると言うか、ひどいということで未だにおぼえている宿。 まずは学生時代に泊まった東伊豆の民宿。安さだけで選んだら、 冷房もなく狭くて暑苦しかったことを覚えています。当時の安い 民宿はどこも同じようなものだったかもしれません。 次が宮古島のホテル。この島はホテルだけでなく、島全体が あきれるほどひどい「南の島ぼけ」状態だったことを覚えて います。良く言えば時間に追われずのんびり過ごしているの ですが、その「のんびり度」が私の許容度をはるかに越えて いました。 もっとも、そのときの体験を友達に話すと「そこで暮らしたい」 と言ったので、人によっては良い所なのかもしれません。 海外でトホホな宿と言うと、まずはロシアでしょうか。 モスクワで宿泊したホテル、浴室の片隅に水が貯まって いました。連絡を取ったら人が来て、特にこれ以上は問題 ないので我慢してくれと言われてそのまま。そのときの ツアーで別の部屋に泊まった人は、水の出が悪いと言って いました。 それでも、トホホ度はロシアでの方が小さかったです。 私にとっては、ロシアの「大陸ぼけ」は許容範囲内だった のですが、宮古島の「南の島ぼけ」は許容外でした。 八重山諸島や沖縄本島にも何度か行っています。 八重山時間という言葉があるぐらいなので、ここにも 「南の島ぼけ」がありそうですが、それほどトホホな ことはなかったです。どこが違うのか、未だにわから ないままです。