感激の旅でした bentuoneさん こんにちは 帰国してまだ暑さによる疲れが取れず、無気力な2-3日を過ごしています。 これまでも多くの方々の厚意に甘えて旅を楽しんできましたが、今回も また、行く先々で現地の方の思いやりを受け感動した旅でもありました。 台中から1時間半ほどの所にある「鹿港」という港町があります。 ここはベトナムのホイアンに似た古い民家が立ち並ぶ情緒のある町 ですが、まだ十分な観光のインフラができてないために歩き疲れます。 他愛のないことですが、疲れて警察署の石段に夫婦で座り込んで いましたら、中から警官が出てきました。 注意されるかと思いましたら「暑いから中で休みなさい、椅子もあるから・・」と、 場所が場所だけに躊躇していましたら他の署員も出てきて同じように 声を掛けてくれました。 冷房の効いた署内、甘えて椅子に腰掛けていたら冷えたお茶も出して くれました。 かって植民地化された台湾の人たちが何故日本人の私たちに・・・、 行く先々で同じような親切を多くの方から頂戴しながらこの疑問を 持ち続けていました。 この疑問は最後に訪れた台北の総統府でその答えがありました。 ここでボランティアされている82歳のおじいさんの話、機会があり ましたら是非聞かれてみてください。 きっと台湾の方に対する理解の仕方が変わるかと思います。 物見遊山的な旅も、行く先々で美味しい物の食べ歩きも楽しいものです。 でも、このようなちょっとした人と触れ合いが旅として一番印象に 残るものなのですね。