レポート

JCBと米ディスカバーカード 加盟店を相互開放

公開日 : 2006年08月25日
最終更新 :
退会ユーザ @*******

JCBカードと米ディスカバーカードが加盟店を相互開放することで同意をしたようですね。
とかく、海外で使える店が少ないと言われたJCBでしたので、この提携で少なくともアメリカでの使用可能店のシェアを増やしたいと言ったところでしょうか。
そういえば、アメリカのショッピングサイトを見ていると、支払方法にディスカバーカードが選択肢に入っているのは普通ですが、日本国内では見た記憶がありません。
加盟店数が自国に強く他国に弱いのはJCB、ディスカバー双方に共通した欠点だったのですが、相互開放により販売店の弱いエリアを一気に補完できるという両者の利益が一致した結果だと思います。

因みに。JCBの加盟店は日本に約590万店あるが、米国では約90万店だそうです。一方、ディスカバーが米国内に持つ400万以上の加盟店でもJCBカードが使えるようになるそうです

そういえば、現段階でもJCBはAMEXに対し、JCB加盟店を開放していませんでしたっけ?一部のスーパーなどで加盟店で使おうとしたところCATで弾かれたという話も聞きました。
今回の場合も、対応が完了するまで時間がかかりそうですね。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    06/08/25 12:06

    補足

    JCBのHPのニュースリリースに詳細な情報がありました。
    (以下、当該ページより抜粋引用)

    ● JCBカードによるディスカバー加盟店でのショッピング利用
    2007年秋より、米国内のディスカバー加盟店で順次JCBカードに開放する。但し、ほぼすべてのディスカバー加盟店でのJCBカードの利用を可能とするのは数年後。
    ● ディスカバーカードによる日本国内のJCB加盟店でのショッピング利用
    2008年春より、国内のJCB加盟店ネットワークにおいて、利用ニーズの高い加盟店から順次ディスカバーカードを開放。
    JCB加盟店のうちオンライン端末が設置されたほぼすべての加盟店において、ディスカバーカードの利用が可能となりるのは数年後。
    ● ディスカバーカードおよびパルスカードによる、日本国内のJCBのATMネットワークでの日本円引き出しサービス
    2008年春より、日本国内のJCBのATMネットワークを、ディスカバーカード、パルスカードに順次開放し、日本円の引き出しを可能にします。

    いずれもすぐに実現するわけでは無いようで、長期的な展望に立った企業戦略の様です。

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