レポート

ルーマニア旅行1/2

公開日 : 2006年08月22日
最終更新 :

【ルーマニア旅行記】
 2006.7.30~8.6、夫婦で3年越しの念願がかない、我が家へホームステイした娘さん・アナの招きでルーマニアへ旅行した。
 往復ともセントレアからパリ経由でブカレストまでのフライト。 セントレアからパリまでは12時間のフライト、往復で8本の映画を見た。
 パリからブカレストまでは2時間のフライトであった。
 今回の行程は、首都・ブカレストからトランシルバニア地方のシギショアラ市までのE60(E=ヨーロピアン・ロード)沿いが主であったが、全行程快晴でトラブルも無く楽しい毎日・新しい出会いの連続であった。
 各観光地へはアナの義弟の「名ドライバー兼名ガイド」に大変お世話になった。  雑駁ながら主な見学先などを記す。

ブカレスト国際空港入国
・ブカレスト国際空港は、かつての小牧国際空港に似てシンプルである。イミグレーション(入国審査)は「入国カード」も無くパスポートの提出だけでOKであった。

ブラッザ町
・「ブラッザ」は首都・ブカレストとルーマニアの中央部のトランシルバニア地方の町・シギショアラとの中間あたりに位置にある小さな町だ。
・ブカレストからE60を1時間半ほど北進した所にあり、アナの実家がある。 
・実家から5分の「ホテル・カサ・ロシエ」を拠点として、E60を北進した観光地(ブラン城・ブラショフ・シギショアラ・シナイア)を回った。
・ホテルは可愛らしくて綺麗だ。 1泊朝食付きで一人約3千円とお値打ちだった。 (5泊の予定だったが1泊はアナの友人宅で泊まったので4泊した)

ブラン城
・E60をブラッザから1時間弱北進すると、ドラキュラ公(ブラド・ツェペシ公=串刺公の事で、外敵トルコから国を守った英雄。 「吸血鬼ドラキュラ」はアイルランド作家ブラム・ストーカーの大ベストセラー)の父の居城だったブラン城がある。
・大きな城の各部屋を見て回ったが、黒檀の家具など立派であった。 トルコ軍の拷問の様子の絵には思わず顔をそむけたくなる。
・ブラン城見学のあとは古い城壁を見に行った。 カンカン照りだったが湿度が少ないので日陰では涼しくて気持ちが良い。 丘の上にあるかつての城壁はレンガが崩れかけていて、2年前娘の彼(今の夫)の実家のある南フランスの遺跡を思い出す。

ブラショフ市街
・ブラショフはブラッザから車で北へ1時間強の大きな町で、翌日トランシルバニア地方へ行った時も通った。
・アナの案内でまず、聖ニコライ大聖堂(14世紀の木造建造だったが改築で今の形になった)へ行った。 
・教会はオーソドックス(ルーマニア正教会)でカトリック教会と違い、ステンドグラスがなくてイスは両壁にあるだけで、シンプルである。
・大聖堂の敷地内にあるルーマニアで一番古い学校では、職員が資料を説明してくれた。 教科書には日本の事も「よく働く日本人は山の多い国に住んでいる」書かれていた。 ルーマニア初めての輪転機やそろばんもある。
・アナの友達を交えてイタリアンレストランで昼食をしている時、アナの友達の招きで彼女の実家に泊まる事になった。 ブラショフの北の郊外の大きな農家で、彼女の畑は2km四方と大きい。 家内は偶然、飼っている豚の出産に立ち会うことが出来た。

ルーマニア旅行2/2へつづく・・・

なお、写真は http://www5.ocn.ne.jp/~mejimura でどうぞ。

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