06/08/19 07:42

コストと考え方の問題でしょう

水道水と言っても元は有機物も含まれてる水なので、塩素処理がトリハロメ
タンなどを副生成します。一時期(今でも)様々な浄水装置が売られていま
したが、メンテナンスをきちんとしないと却って汚染するので、沸騰法に切
り換えた人も多いはずです。

台湾でのコレラ発生数はよく知らないのですが、香港では新聞に毎日何処で
発生したかが載っています。これが水道水と関係している訳ではないのです
が。東南アジア(東アジア)で飲めるのは、マレーシアと韓国でしょうか。
オセアニア、スイス、オーストリアでは飲んだことがあります。

まあ、塩素処理も問題がある訳で(それを差し引いても格段に効果があるの
は確か)、生水を飲まなければ良いので、処理に掛けるコストとの兼ね合い
だったのではないでしょうか。

台湾も慢性水不足(今年は雨でお茶も不作だとか)で、中国大陸では、さら
に深刻です。砂漠の拡大が進行し、これが黄砂の原因にもなっているわけで、
環境だけでなく農業(農地拡大が主要な原因)にも多大な影響が出てきます。
日本も無視できないので、中国の環境問題も視野に入れた外交の展開が必要
ですが、当分この国にはそのような政治家は出てこないでしょう。

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