テレマークのお話 とつぜん テレマークのお話をふられて・・・つい、いえ脱線転覆、いや転倒大好きなもので・・・。 テレマークは実は経験していませんが 私たちの先輩たちはケッコウこれで育った人が多くて・・。 ナニいったいお前はいくつだ!。 戦前(もちろん聞いた話ですぞ)のゲレンデ(今はいつの間にかピステっていうようですが)はリフトもなければ、長さも無いナナメの広っぱだったので 新雪がふれば週末が来るまでずうっと未整備状態の斜面なので なまじな滑り方では下まで行かない。 もともと軍隊用に輸入されたスキー術ですから 雪の山野を荷物をショって跋渉(バッショウと読んでください・・・知ってるって、いえ失礼)するための技術なので早くすべればそれで良しの今の見てくれスキー術とは本質的に違うんだそうです。 近年ボードが普及して オフピステが舞台になって息を吹き返したのがこのテレマーク。 長い板、あがるカカト、後加重の押し回し・・・かなりの部分で今のカービングの反対のようです。 それだけに回転は優雅で せせこましいカービングに比べるとエレガントに見えるのが流行る理由でしょう。 でもアレはあんまりしっかり整備されたピステでは 他のスキーヤーやボーダーになやまされて 大変です。何しろ回転の弧がまるっきり違うのですから。 つい最近まで 2メーター10の黒いヘッドでうれしそうに滑っていた私に オジイサンスキーヤーがいっそのことテレマークをやらんかね・・といっていたのも10年ほど前ですから・・・。 あーあ、歳月人を待たず・・・。