次はGSM端末を買われることをお勧めします。

世の中には2G, 2.5G, 3Gと言った言葉がありますが、
CDMAとかGSMとか言うのは、世界に広がる2Gの規格です。
他に2Gでは NTTドコモと現Softbankが設置した
PDCというネットワーク(NTTが国内だけを考えて
進めたお馬鹿規格)があります。
au は、2GでCDMAネットワークを推進しました。

ネットワークがあって、そのネットワークでID
(その端末と認識できるもの。電話番号と思っても
 良いでしょう。)があれば、携帯電話のシステム
が完成すると思ってよいでしょう。

このIDとなる情報を持っているのが SIMカードです。
日本の携帯電話の場合、SIMカードに相当するものが
携帯電話端末に組み込まれているため(SIMロック
と言って、カードがあっても外せないようになって
いるものもあります。)ピンとこないかもしれませんが、
海外ではカードを抜き差しして、同じ携帯電話に
自由に番号を割り当てることができるのが普通です。

ただし、ネットワークは(通常)跨げません。

CDMA端末はCDMAネットワークのみで使えます。
(これだから、au global passport ができた。)
GSM端末はGSMネットワークのみで使えます。


ちょっと長ったらしくなりましたが、k_sato123さんの端末は
CDMAネットワークが提供されている地域でしたら
> 中国で買った僕の携帯電話は、他の国でも、その国の
> SIMカードを現地で買えば、使えるのでしょうか?
これはほぼ可能だと思ってよいでしょう。
(厳密には、相手先のネットワーク構成によって不可能な
 場合もあります。)

しかし、問題は CDMAは GSMに比べて亜流であること。
世界の圧倒的多数は GSM です。(210カ国で使用可能
http://www.gsmworld.com/roaming/index.shtml )
GSM端末であれば、上のようなことができる可能性が
格段に広がります。(ほぼ、どこに行っても良いと
感じるほど。再び、韓国以外。。。)

CDMAのサポートのサイトへのリンクがありましたが、
あれは「一都市でもサポートしていれば、その国全部
を塗りつぶす」「GSMのネットワークがある国でも
CDMAネットワークがあれば、CDMAの国として塗りつぶす」
というトリックによる『騙し』マップですね。

安いGSM端末を一つ取得すると便利ですよ。

ps
日本では、基本的に SIMロック文化を入れないように
国内大手(NTTドコモ、au、Vodafone(Softbank)が
がんばっている特殊なエリアなのであきらめましょう!?

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1件のコメント

  • 機械音痴でも分かる説明で勉強になります


    用語とその仕組み、業者の思惑など含めて、消費者の立場から分かりや

    すい説明、勉強になります、早速保存しました。

    今後購入時の参考にします。

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