それでは敢えてオクトパスを オクトパスは不要との結論が出たようなので、書かなくても良いと思いまし たが、少し不正確な点があったので。 日本が特別なのか、香港の公共交通機関では釣り銭という概念がないため、 小銭を多量に用意する必要のないICカードは瞬く間に市民権を得ました。 JRのSUICAもこの成功に自信を深めたようです。交通以外にも買い物にも 使えるので、行きも帰りも入国するのなら作っても損はしないはずです。 3年間は有効ですし。 一方、ツーリスト用は、6時間(実際には入国と出国および移動その他を 入れると滞在時間が2時間強)ではMTRを乗りこなすことは不可能なので、 これは無駄。同日は片道料金で往復できるので、CXが機内で10HKD引きで 売っている片道切符を買う(やったことないが可能ですよね?)ものひと つの手です。 オクトパスを使ったときのみ、一時間以内という制限付きですがMTR接続が 無料になります。旺角などは生身の香港人が見られる街なので、楽しめます。 ただし、行きが香港駅で、フェリーで九龍に渡り、九龍から戻るとなると恐 らく片道料金にならないはず(何度も試してみようと思ってはいるのですが、 100ドルを無駄にする可能性があるのでやっていません)。 日本はタッチさせることで情報伝達を正確に行わせる方法ですが、香港のは 鞄のなかでも認識するがふれ込み。その分誤作動も多いようですが。蛇足で すが、地下鉄の乗り降りは、東京の人間が世界一長けていますが、狭いエス カレーターでの移動は香港人のほうが上手いような気がします。中途半端に 片道を開けないで、二列のまま高速で走ります。ロンドンになると、片道を 忙しいビジネスマンが走り去ります。