冬のフランス北部

こんばんは。旅行されるのは11月との事なのでちょっと補足です。
私も大昔、11月にパリとモンサンミッシェルへ行きました。
冬の北部は雪はなくても底冷えがするという感じでかなりの寒さです。(今年は分かりませんが)
それと今回5月ー6月にフランスへ行った時、JALの機内誌に作家の浅田次郎氏が
「冬のドーヴィル」についてエッセイを書かれていました。
それによるとドーヴィルは夏は保養地で観光客がどっと押し寄せるので
自分はわざと冬に行くのだと書かれていました。
冬のドーヴィルは夏の喧騒がウソのように観光客がおらず、天候も厳しいがその分、じっくりと過ごすことができ、
まさに大人の旅という雰囲気らしいです。
冬のフランス北部は確かに灰色というか寒々しいのですが、
反面、冬こそ旬の海の幸(特に貝類!)やジビエが解禁になる頃ですので食いしん坊にはたまりません。
私も随分あちこち行って、もう見たいものは大抵見てしまったので
最近では「何を食べに行こうかな?」の旅です。
逆に見たいものがあっても美味いものがない国は二の足を踏んでいます。
今回の旅のテーマは、ムール&ガレット(そば粉クレープ)でした。
「クレープぐらい日本でも食べられるだろう?」と思う人もいるでしょうが、Non Non!
本場に行ってこそです。例え一人でも東へ西へと美味いもの求めて旅は続くのです。(笑)
一人だと皆さん話しかけてくれるのでかえって楽しいですよ。
多種類食べられないのが難点ですが。
食から生まれた友人関係はステキですね。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • Re: 冬のフランス北部

    カンパーニュさん、何てゾクゾクくる文章なのでしょう!

    今ランチから戻ったところなのですが、緑の無いオフィス街は上下はさみ焼き、オーブンの中にいるようです。
    そこでカンパーニュさんのレスを見て・・・目の前にどんよりとドラマティックな冬の海が広がりました。
    季節はずれの海って良いですよねえ。寒々とした海を見ながらぼーっとお茶するなんて最高!

    >例え一人でも東へ西へと美味いもの求めて旅は続くのです。(笑)

    はい。まさにその通りです!
    特に今回は調べ進むうちに、美味しそうな地名がどんどん出てきてたまりません。

    ノルマンディーも最初は、魚介食べたさに近場の海辺・・・くらいの気持ちだったのですが、ちゃんとお泊りしてまったり過ごしたくなってしまいました。
    元来、田舎の方に魅力を感じてしまうので。

    ああ、あと3ヶ月もあるう・・・。

    • いいね! 0
    • コメント 0件