日本だって戦後しばらくは・・・ 朝鮮動乱がおわって日本経済がテイクオフし始めたころには 日本だって銀座や六本木のチョットしゃれたレストランやクラブのトイレには 昔は・・キット水商売でも・・なんていうオバアサンが座っていて小銭のすこし入ったお皿をまえにしていたものです。 まあそんな所はめったに行った訳でなく ええっ こんな仕事があるんだ とビックリしたものです。 その後 ヨーロッパや アメリカヘ行くようになると ム-ランルージュやリドはもちろん、劇場などのトイレにも必ずもしかしたら魔女?と思えるようなオバアサンが必ずいました。 こうした人たちは トイレの掃除を請け負うかわりにこの小銭を労働の対価にしていると考えた方がいいのです。 法外に請求する人が出てくるのは困りますが 自分の理解できないお金はみんなダマサレルと考えるのも 困ったものです。 私たちの暮らしが今の形になるためには いろんな形を通って来ました 。 自分たちが知らないだけで親たちがどういう暮らしをしてきたかに思いをはせることも大切ではないでしょうか。 昔から日本人がこんなにお金を持っていたわけでは無いんです。 とまたエラソウなお話をしてしまいました。 トイレの人がいてくれる事で安心できる・・・、しかも掃除をしてくれる・・・そのための対価・・・と考えてはいかがでしょう。 そういえば 日本の駅のトイレも思えばきれいになったものです。
Re: 日本だって戦後しばらくは・・・ (ぼうふらおじさん)こんにちは、 東京オリンピック前の日本を知っているものとしては、 (ぼうふらおじさん)のレスポンスを『その通り!』と感じて拝読していました。 昭和40年くらいまでは、上野のアメ横や、御徒町駅前、などのまえには手足を無くした帰還兵が二人で組んで、一人はアコーデオンを弾いて、一人は土下座して物乞いをしていたのをよく覚えています。 まだ、幼かったこともあって,その前を通るのは凄く恐怖でした。彼たちを見て、戦争の恐ろしさを感じ取ってたんだと思います。 日本に帰ると、「勝ち組、負け組み」や「おろそかともいえるアジア外交」が本当に気にかかるこのごろです。 若者には、もっと歴史、特にここ100年くらいの世界史と日本史はよく勉強して欲しいと思います。(歴史についてのWebサイトを読むだけでもいいので。) 「驕れる者は久しからず」 世界が平和で,自国の政治がうまくいっているときはいいですが、チョッとその情勢が変われば、自分の立場と見下っている人の立場が逆になっても全然おかしくないと思います。 ドイツに住んでいると、紛争地域から難民が来て、小学校などに難民の子供が通ってくることがあります。町を歩いていてもそういう人たちが物乞いをしていたり、トイレで働いていたり。 世界情勢はすぐ一般の生活に現れてきます。(日本ではチョッと想像つかないことだと思います) >私たちの暮らしが今の形になるためには いろんな形を通って来まし>た 。 > 自分たちが知らないだけで親たちがどういう暮らしをしてきたかに>思いをはせることも大切ではないでしょうか。 >昔から日本人がこんなにお金を持っていたわけでは無いんです。 (ぼうふらおじさん)が書かれたこのようなことを多くの人が忘れた時が一番怖いのではないかなと思います。