06/07/31 19:02

好みですが、一番の予防は機械的な方法

ともに日本の大手の新製品です。
「ぜったいにしない」が謳い文句。
ちなみに、カネボウの製品はALIEなのでアリィーと呼ぶようです。

ご承知のように従来の日焼け止め薬は、紫外線を吸収するか、乱反射させ
るかが主な機能でした。前者は紫外線AおよびB波に対し吸収帯のある化合
物が入っています。後者は亜鉛とかの金属が含まれています。金属は皮膚
からはほとんど吸収されないので、危険性は低いと思います。一般に紫外
線を吸収するものは身体にも悪いことがあるので、SPFやPA値の高いもの
は防止効果も高いが危険性もあると思って良いでしょう。

ですからどのような場所で(土地)どのような行為をするか(泳ぐとか)
によって使う薬が異なります。

問題の二つの製品ですが、正直なところ良くわかりません。
恐らく通気性のある高分子ポリマーで皮膚を覆ってしまうのではないかと
考えられます。

季節ですが、一般的には太陽の高さと日照時間に拘わってきます。ただし、
オゾンが減っている南半球や、オゾンが減ると言われている極東の8月は
波長の短いB波(UV-B)が増えるようです。後は、北に行くほど紫外線は
少なくなるし(高度は逆に増やします)、太陽の高い日中は紫外線量が
増えます。3時以降云々は何かの間違いでは?絶体量が減るので、朝夕は
日焼けの危険性が減ります。吸収効率が波長によって異なるので、A/Bの
相対比は変わるでしょうが。

あと、ガラスならUV-Bは通さないこと、雪は直射日光の2/3程の反射はあ
るが、普通の地面のそれは1/10以下であることも知っておいたほうが良い
でしょう。でも一番の防御法は直射日光に当たらないこと。日傘、長袖は
とても効果的です。

日焼けに弱い欧米人は日よけに無頓着で、比較的強い日本人が神経質なの
は不思議です(前者がおかしいのですが)。東南アジアの女性は日焼けに
とても神経を使っています。オフィスで働く女性は街をほとんど歩かない
し、出歩くときは必ず長袖、しかもタクシー等を使い歩きません。

脅かすようで申し訳ないのですが、日本でも南北で紫外線量が相当異なり
ます。北に美人が多いののひとつの理由はそこにあるという人もいます。

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1件のコメント

  • ありがとうございます☆

    普段はそこまで気を使っていないのですが、海外でダイビングしたり
    泳ぐ際に使うものを探しています。
    ラッシュガードは着ますが、顔や足までは隠せないので・・・
    詳しく教えていただいてありがとうございます。

    紫外線を浴びないのが一番ですが、そうなると何もできないので、
    せめて焼けにくい日焼け止めを、と思って探しています。


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