次回はヨークシャーへ

私も黒顔羊さんの教えを請うて今回出かけました。氏のHPにもヨークシャーのPRがあったので、次回は是非にとおもっています。

ところで、バイブリーコートが安野光雅氏の常宿だったとは知りませんでした。同氏の描く感じからすると、確かにお好みになりそうな場所です。トラウト料理は戴きましたが、まあ、ガイドで賞賛されるほど期待できないとおもったほうがいいかな。まあ普通でした、所詮トラウト。むしろ、ロンドンのホテルの朝食にでたサーモン(焼き魚)を母が「日本よりおいしい、日本よりぶあつい」と大感激して、滞在中は母は毎朝サーモンでしたが、バイブリーコートのトラウト料理は「まあまあかな」という所で。バイブリーコートのお料理では、アペリティフがおいしかったです。というか、日本人は、前菜段階で、ある程度食欲中枢が満足しお腹が普通になってしまうのか、メインの頃には、食欲減退期に入ってしまうような気が。欧米は、どこにいっても食べ物攻撃、とにかく量が多いですからね(とかいう私は、しゃぶしゃぶやカルビなら3-4人前は軽くたべちゃいますが)。どこいっても、メインが運ばれてくると、途端におなかが重くなりませんか?

コッツウォルズは、地元イギリスでは、多分、古くからのドライブ先なのじゃないかなと思うのですが、ここ最近になって日本でPRされはじめたのか、旅行社によるツアーが組まれたりしはじめましたね。うちの母がいうには、新聞広告度でいえば、観光立国イギリスへの旅行は圧倒的にツアーが組まれない傾向にあるというのです。個人旅行者には人気のヨークシャーでも、エミリ・ブロンテさえ知らない一般お気楽旅行者には「なんのこと?」ってかんじでしょうね。もともとイギリスって、日本と密接じゃないのでしょう、遠いし。で、ツアーを組まないというのは、イギリスは宿代が総じて高めだから、団体で行っても、ペイできないって事なんでしょうか。

バイブリーでは、スワンホテル前の川沿いには何故か沢山の日本人とその他の観光客がいました。ボートンオンザウォータもこれと同じ雰囲気がしました。
スワンホテルはツタは絡まる正面から来ましたが、多分、宿前にたむろしていたヤクザ風のセキュリティのオッサン数名と、ツタと一緒に絡まっていた運動会みたいな旗が雰囲気壊していました。初日は、この後、パーティが会合があるのかなとおもったのだけど、翌日朝から立っていたので、多分宿のセキュリティなのだとおもいます。
ちょっと歩くけど(暑い日は大変ですが)、バイブリーコートのある所までいくと、さすがに宿泊者以外、要するに人はあまりいらっしゃいません。ロンドン三越前から、日帰りツアーバスが毎日でているようで、スワンホテル前が、バイブリーだという理解になっているようです。ちょっともったいないですね。本当は、バイブリーコートのはじっこまで見るといいのに。あと、隣町のコルン・セントオルドウィンなんとかかんとかいう町が、すごく雰囲気良かったです。道沿いに、外観がかわいいB&Bがあったので、写真をとっときましたが、機会があれば泊まってみたいです。

ところで、kiyaさんは、まだ誰も掘り当ててない観光地を掘削するという部分に、旅の魅力をお感じになっているみたいだから、ファースト・インプレッションがゼロな所に、素直にそこの場所の良さが入るのだろうとおもいます。掘り当てた初日の印象は、他の人が感じるより、強く良く大きく感じられるのだろうかとおもいます。同じ場所を同じ手間とお金と時間を掛けていく事を考えると、お得な事ですね。一方で、既知の場所へ出かけるのは、がっかり無駄リスクは半減するけど、自分なりのイメージを組み立てて挑むから、なんか、理科実験を検証するような形になっちゃういますね。kiyaさんの場合は、みんなが好む所へ行ってもあまり満足度が得られなさそうですから、なおのことですね。

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1件のコメント

  • 05/07/29 21:45

    今夜は、2フレーズ。

    私は自分の打文力から、一日に1フレーズで文字少な目を、むねとしてます。
    そうしないと、右手の人差し指だけが、磨り減るから。

    今日は膨大な文章を送られたので、2フレーズ目にチャレンジです。

    >サーモン(焼き魚)を母が「日本よりおいしい、日本よりぶあつい」と大感激して・・
    わかりますよ~。
    サーモンマリネだって、ぶあついぶあつい、そして油がのってる、旨い旨い!!ですね。

    だから、欧州の人が日本に来たら、薄い薄い向こうが透けている、これは芸術か???なんて、思うかも。


    日本の観光客が、沢山押し寄せるのは、外貨もたくさん落とすし、潤っていいよのかな?って気もするけど、
    無神経に買いまくるし、マナーにも配慮にも欠けるようだし、
    現地の方たちはどう見ているのか、気になるところです。

    欧州では、エレベーターやホテルのホールで、持っている手荷物が他人に触れたりすると、
    丁寧すぎるくらい「エクスキューズミー」と言われるけど、
    日本人は、人にぶつけても、何も言わないばかりか、すまなそうな表情すらせず、小生意気に憮然としているって、そんな気がする。
    とっても、いやです。


    だから、変人たる我々中年夫婦は、日本人の行かない田舎を求めて行くのかもしれない。
    そういう田舎では、良くも悪くも、日本人への先入観も無いだろうから。

    そして、ストレンジャーと粋がっていく私は、次に来る日本人のためにも、
    日本人って好ましい人種だと、思われるように、努力していますよ~!!
    ふるまっていますよ~。

    私ちょっと気が小さいけど、
    旅人ってそんな務めも負っているんじゃ、ないでしょうか。・・・そう思う。

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    欧米人の感じのいい(行儀のいい)部分

    エレベータとかお店に入る時、知らない人同士でも、にこっと「こんにちわ」を言うような、感じのよい習慣は、日本には存在しないものですね。というか、ある人によると、昭和の初期位までは、西欧諸国の丁寧さ風な行動様式が、日本にもあったらしいです。(例えばチップ=心付けの習慣とかも)

    あれ、どうしてそういう風になったのか、諸説あるでしょうけど、私が聞いたものの一つには、「自分は敵じゃない」を相手に示す古くからの習慣から派生したのだそうです。常に隣国からの侵略戦争におびえる時代が長く続いたので、むっつりしていることが敵だとおもわれてよくないと、あらぬ攻撃の対象になるのを避けるために、人と遭遇したときは、にっこり挨拶をして懐柔してるのだそうで。現代人の人々はそんなことは意識せずにやってるんでしょうけど、いいことはやったほうがいいですね。

    相手にぶつかって無礼で思い出すのですが、数年前(韓流ブームよりずっと前)、たまたまソウル(韓国)に行った時に非常に感じました。同行者も同じ事をいっていましたが、にぎやかなストリートを歩いていると、地元の人がすれ違いざまに、何人も肩や腰にブチ当たられて痛いのです。その当たり方というと、こっちが、くるっと半回転するぐらいのパワーで体当たりです。で、当然、誰も謝罪などしません。あれ、こっちが日本人とわかって、わざとめがけて当たられてたのでしょうか?あの対応はいくらなんでもマナー違反を超えて異常です。それに比べれば日本人はかわいいものです。