いいね~、バイブリーコート。 そうでしたか。バイブリーコートに泊まりましたか。。 これですね、チョッと高級です。 http://www.biburycourt.co.uk/ 私は泊まったことは無いけど、このホテルの敷地まで入ったことがあります。 ホテルへの道は細くて、突然藪から出てきたキジのような鳥を轢きそうになりました。1995年の、事でしたが。。。 このホテルは、水彩画家で有名な安野光雅翁の定宿だとか。いい所は昔から、先輩諸氏が利用してるね~。。 そういえば、コッツウォルズはいいところですね。 けど、私が最初に行った93年ころは、無名でしたよ。。。 歩き方にも出てなかったと思うし、観光局でもらったガイドに、小さく蜂蜜色の村という文言に引かれて、行きました。 もちろんバイブリー村も、スワンホテルのことも全く知らずに行きました。 そして、B4455の道が、スワンホテルの所で直角に曲がる手前で、 スワンホテルが道の正面に出てきたときは、感動しましたね。 イギリスって素晴らしい、と思いました。 丁度良いのでホテルで昼食にしましたが、もらったガイドを良く見ると、 このホテルと鱒料理のことが、出てました。 このとき、レストランでは日本人は1組だけ家族で食事してましたが、 駐在員の家族でした。 2回目に行ったのが95年の夏でしたが、このときは既にかなり混んでいました。たった2~3年で観光地化が進み、随分変わったと感じました。 日本人観光客もパラパラ、見かけたほどです。 この2回目の時は、スワンホテルの並び隣りの、川沿いの小さくて粗末なB&Bに宿泊。 2回目では、スワンホテルは、知ってることもあり、北側の道(バイブリーコートのある側)からアプローチしたので、ツタの絡まるホテルが正面に見えてこなかったせいもあって、感動ゼロでした。 旅の感動は、色んなことで、左右されるので、自分が良かったからといって、 人はそうでも無いなんてことも、多いんですね。 そんな個人の欲目もあるけど、いまコッツウォルズ以上に素晴らしいと思えるのが、昨日紹介した、ヨークシャーデイルズです。 歩き方のガイドにも、15年前のコッツウォルズと同じように、まだほとんど出てないけれど、 コッツウォルズより、湖水地方より、素晴らしく思えました。 紹介してくれた黒顔羊さんのHPを、断りも無く少し出すと、これです。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nobuhiko/Swaledale_main.htm 黒顔羊さん、勝手なことしてスミマセン。 でも、皆がまだほとんど行ってない(西欧人は多いです。)から、素晴らしいとも言えるのかもね。
次回はヨークシャーへ 私も黒顔羊さんの教えを請うて今回出かけました。氏のHPにもヨークシャーのPRがあったので、次回は是非にとおもっています。 ところで、バイブリーコートが安野光雅氏の常宿だったとは知りませんでした。同氏の描く感じからすると、確かにお好みになりそうな場所です。トラウト料理は戴きましたが、まあ、ガイドで賞賛されるほど期待できないとおもったほうがいいかな。まあ普通でした、所詮トラウト。むしろ、ロンドンのホテルの朝食にでたサーモン(焼き魚)を母が「日本よりおいしい、日本よりぶあつい」と大感激して、滞在中は母は毎朝サーモンでしたが、バイブリーコートのトラウト料理は「まあまあかな」という所で。バイブリーコートのお料理では、アペリティフがおいしかったです。というか、日本人は、前菜段階で、ある程度食欲中枢が満足しお腹が普通になってしまうのか、メインの頃には、食欲減退期に入ってしまうような気が。欧米は、どこにいっても食べ物攻撃、とにかく量が多いですからね(とかいう私は、しゃぶしゃぶやカルビなら3-4人前は軽くたべちゃいますが)。どこいっても、メインが運ばれてくると、途端におなかが重くなりませんか? コッツウォルズは、地元イギリスでは、多分、古くからのドライブ先なのじゃないかなと思うのですが、ここ最近になって日本でPRされはじめたのか、旅行社によるツアーが組まれたりしはじめましたね。うちの母がいうには、新聞広告度でいえば、観光立国イギリスへの旅行は圧倒的にツアーが組まれない傾向にあるというのです。個人旅行者には人気のヨークシャーでも、エミリ・ブロンテさえ知らない一般お気楽旅行者には「なんのこと?」ってかんじでしょうね。もともとイギリスって、日本と密接じゃないのでしょう、遠いし。で、ツアーを組まないというのは、イギリスは宿代が総じて高めだから、団体で行っても、ペイできないって事なんでしょうか。 バイブリーでは、スワンホテル前の川沿いには何故か沢山の日本人とその他の観光客がいました。ボートンオンザウォータもこれと同じ雰囲気がしました。 スワンホテルはツタは絡まる正面から来ましたが、多分、宿前にたむろしていたヤクザ風のセキュリティのオッサン数名と、ツタと一緒に絡まっていた運動会みたいな旗が雰囲気壊していました。初日は、この後、パーティが会合があるのかなとおもったのだけど、翌日朝から立っていたので、多分宿のセキュリティなのだとおもいます。 ちょっと歩くけど(暑い日は大変ですが)、バイブリーコートのある所までいくと、さすがに宿泊者以外、要するに人はあまりいらっしゃいません。ロンドン三越前から、日帰りツアーバスが毎日でているようで、スワンホテル前が、バイブリーだという理解になっているようです。ちょっともったいないですね。本当は、バイブリーコートのはじっこまで見るといいのに。あと、隣町のコルン・セントオルドウィンなんとかかんとかいう町が、すごく雰囲気良かったです。道沿いに、外観がかわいいB&Bがあったので、写真をとっときましたが、機会があれば泊まってみたいです。 ところで、kiyaさんは、まだ誰も掘り当ててない観光地を掘削するという部分に、旅の魅力をお感じになっているみたいだから、ファースト・インプレッションがゼロな所に、素直にそこの場所の良さが入るのだろうとおもいます。掘り当てた初日の印象は、他の人が感じるより、強く良く大きく感じられるのだろうかとおもいます。同じ場所を同じ手間とお金と時間を掛けていく事を考えると、お得な事ですね。一方で、既知の場所へ出かけるのは、がっかり無駄リスクは半減するけど、自分なりのイメージを組み立てて挑むから、なんか、理科実験を検証するような形になっちゃういますね。kiyaさんの場合は、みんなが好む所へ行ってもあまり満足度が得られなさそうですから、なおのことですね。
今夜は、2フレーズ。 私は自分の打文力から、一日に1フレーズで文字少な目を、むねとしてます。 そうしないと、右手の人差し指だけが、磨り減るから。 今日は膨大な文章を送られたので、2フレーズ目にチャレンジです。 >サーモン(焼き魚)を母が「日本よりおいしい、日本よりぶあつい」と大感激して・・ わかりますよ~。 サーモンマリネだって、ぶあついぶあつい、そして油がのってる、旨い旨い!!ですね。 だから、欧州の人が日本に来たら、薄い薄い向こうが透けている、これは芸術か???なんて、思うかも。 日本の観光客が、沢山押し寄せるのは、外貨もたくさん落とすし、潤っていいよのかな?って気もするけど、 無神経に買いまくるし、マナーにも配慮にも欠けるようだし、 現地の方たちはどう見ているのか、気になるところです。 欧州では、エレベーターやホテルのホールで、持っている手荷物が他人に触れたりすると、 丁寧すぎるくらい「エクスキューズミー」と言われるけど、 日本人は、人にぶつけても、何も言わないばかりか、すまなそうな表情すらせず、小生意気に憮然としているって、そんな気がする。 とっても、いやです。 だから、変人たる我々中年夫婦は、日本人の行かない田舎を求めて行くのかもしれない。 そういう田舎では、良くも悪くも、日本人への先入観も無いだろうから。 そして、ストレンジャーと粋がっていく私は、次に来る日本人のためにも、 日本人って好ましい人種だと、思われるように、努力していますよ~!! ふるまっていますよ~。 私ちょっと気が小さいけど、 旅人ってそんな務めも負っているんじゃ、ないでしょうか。・・・そう思う。