【トラベラーズチェック】2002年では、発行手数料を払っても、トラベラーズチェックがお得でした。 このトラベラーズチェックの話題になると、 必ず出てくるのが、 「トラベラーズチェックは手数料がかかるので損だ」 という議論です。 でも、一般的に、手数料を払っても、トラベラーズチェックの方が、 現地通貨に両替するレートがいいので、得だというのが常識です。 しかも、トラベラーズチェックは盗難紛失に対して、 再発行が聞きますから、安全。 中国の場合は、日本円の現金でも、 どうせ銀行やホテルで、中国元に両替しなければなりません。 つまり使い方は変わりません。 で、中国の場合、現金が得かトラベラーズチェックが得か、 という話になりますが、 僕は、原則的にこういうオタク話には入り込まないことにしています。 ただ、レスをつけた人が全員現金がいいと回答していると、 僕もちょっと口を出さないわけには行きません。 これは2002年に僕が大阪から上海へ船で入り、 上海から、昆明へ鉄道で行き、あちこち回って、 ベトナム、カンボジア、タイと旅行したときの話です。 上海の港の中国銀行で両替した話があります。 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/sekkyo/028.htm >>日本円のトラベラーズチェックを4万円分、ズバッと両替すると、 >>2792元3角になる(1元=約14円)。 この計算は、 1万円のトラベラーズチェックの両替手数料が75円、 円のトラベラーズチェックのレートが(100円当たり)7.0335。 つまり、100円は7.0335元になります。 僕は4万円のトラベラーズチェックを替えましたが、 このとき、手数料が75円×4=300円取られました。 残りの39700円をこのレートで両替して、 手にしたのが、2792元3角となったわけです。 ところで、この4万円のトラベラーズチェックを日本で作るのに 1パーセントの手数料がかかってます。 ですから、最初の4万4百円が、結果的に2792元になったと考えます。 そこで一万円あたりいくらになったのか考えると、691元2角となります。 さて、一万円の現金をそのまま中国に持っていって中国元に替える時、 このときのレートが、100円当たり6.8749でした。 現金の場合は手数料はかからないと思います。 ですから、一万円は687元5角になります。 つまり、一度トラベラーズチェックにした方が 一万円当たり「3元7角オトク」になってます。 トラベラーズチェックの方が、 一万円当たり、50円ちょっと得してます。 「トラベラーズチェックから現地通過に両替した方がオトク」 というのは、海外旅行の基本原則であることを、再確認願いたいです。 これは、2002年7月25日の中国での実話です。 もちろん、いまもそうなのか、それはわかりません。 新しい情報があれば付け加えてください。 みどりのくつした