Re^2: 暑かったです、北欧。/ピースローズさ~ん (まず、訂正と言うか、追記と言うか、ワタスゲの群生はロフォーテンより前に、まず、プレーケストレンへ行く道すがらにも見ていたのでした。) 問題なのですが、思い出すと、ワタスゲ(?)が群生していたところで、その綿毛が舞ってたりはしなかったのです。 見かけた数本を摘んで持ち帰ったものがあるのですが、乾燥してしまった今も綿毛は茎に付いていて振っても離れるようなものではありません。 どうも市庁舎前広場で舞っていた白いものはこの植物ではなかったと思えます。 とすると、改めて、市庁舎前広場で舞っていた白いモノは何だったのでしょうか? その時、何だろうと思って、ぱっとつかまえてみて、植物の綿毛だとは思ったのですが。 こういうことって、地元で風物詩のようなものとしてご存知ないですか?
お返事遅れました。ワタスゲのこと。 euco様、お返事遅れました。ちょっと他のところで治安の話をしておりました。。 日本語ではワタスゲというのですね。勉強になりました。ノルウェーでは、Duskmyrullといいます。発音はドュスクミィユルルです。意味は最初のDUSKがふさふという意味で、myrullがワタスゲという意味です。このCommon Cotton Grassはワタスゲの仲間の中でもまた一段とふさふさの種類のようです。あっちこちで見れますよ。(分布地図参照どうぞ。http://www.miljolare.no/data/ut/bildearkiv/index.php?or_id=857&bi_id=550&gruppe=1581)オスロにもあります。我が家の愛犬の散歩道にもあります。これがオスロの市庁舎前広場で舞っていてかはちょっとわかりませんが、あそこは海のすぐそばですね。目の前がどーんと海です。海辺に咲くような変わった植物も生えてます。お勧めのプレーケストーレンのガイドブック、なかなかいいですね。沼に生息するってそこにも書いてありますから、水のあるところに生息しているのかも。オスロにいらしたのは6月下旬頃でしたか?その頃タンポポも舞っているかもしれません。「タンポポと違う」と思われたみたいですけど、こちらのタンポポ日本とちょっと違いますよ。サイズがおばけみたいです。 プレーケストーレンって不思議ですね。なんであんな切り立ったところができたんでしょ?不思議。何年か前に家具やさんのコマーシャルで、あの岩の端に椅子を置いて、後ろの足2本だけを岩の上におき、前の2本は空中!の姿勢で座った写真がのってました。バランスチェアーとは良いネーミングなり。でした。 日本の方は駆け足急ぎ足でノルウェーやらほかの北欧国を回られるイソガシスケジュールの方が多いのですが、eucoさんは自然の小さな風景に目を向けられて、ノルウェー人のような観光の仕方をなさったのですね。また是非ノルウェーにおいでください。 ではでは。
すげ? ノルウェーではDuskmyrull(ドュスク・ミィユルル)というのですか。ありがとうございました。 それぞれ、現地語で呼び名が違いながらも北欧全般(?)で見られるものなのでしょうね。 涼冷な気候に生育していのでしょうね、日本でも少し違う種のようですが、ワタスゲとして中部以北に分布があります。 サギスゲというものあるようで、ひょっとすると、こちらの方かもしれないのですが... 調べてみるに、一般的にはどちらも、どうも、私の住んでいる九州の北部には分布がないものなので、身近に見ることが出来ず、(家人は地元でも見たことがあるそうなのですが、)よくわかりません。 リンク先も、現地語なので見るのがちょっと難しかったのですが、これは? http://www.miljolare.no/data/ut/bildearkiv/index.php?or_id=252&bi_id=549&gruppe=1581)
「Common Cottongrass」とフィンランドの自然 また調べてみました。(ピースローズさん、特には気にしないでくださいね ^^;) 先日、勝手に解釈してしまっていましたが、英名で「Common Cottongrass」と呼ばれる植物があるのですね。 「Common Cottongrass」(wikipedia) http://en.wikipedia.org/wiki/Common_Cotton-grass カヤツリソウ科のこの植物は、ラテン語で「Eriophorum angustifolium」、スウェーデン語で「A¨ngsull'」、ノルウェー語で「Duskull」、デンマーク語で「Smalbladet Kaeruld」、フィンランド語「Luhtavilla」、ドイツ語で「Schmalbla¨ttriges Wollgras」と呼ばれているものです。 Cottongrassの存在は、ハイカーにとって危険な深い泥炭湿地を避けるための指標として役立っているとのことですよ。 同じような植生なのでしょうね、フィンランドの植物に関したページにもありました。 「Eriophorum angustifolium」は日本ではどうも「サギスゲ」というものに似ているようです。 一方、ラテン名「Eriophorum vaginatum」が「ワタスゲ」と思われますが、この辺りは属ごとの種数が多く、もともと種名を決めるのが難しいようです。 茎の先に白い果穂を数個つけるワタスゲ属の代表例がサギスゲとあります。 宮澤 豊宏さんという方の現地レポートより、「カヤツリソウ科の植物」 http://hanai639.rsjp.net/tr/finland/09_2.php 他にもフィンランドの自然についてわかりやすく書かれているので、興味のある人はぜひ見てみてください。↓ 森と湖の国フィンランド http://hanai639.rsjp.net/tr/finland/ トップページ http://www.hanaippai.com/
Common cotton grass ちょっと野の花にも詳しい家の者がいたので捉まえて、この件について喧々囂々訊いてみました。 それで、やはりオスロで飛んでいたものはワタスゲで、他のところで見たのは飛ぶほどまでにはまだ充分成熟してないものだったのだろう、という結論に達しました。 何しろワタスゲというものは日本では分布的にも私には馴染みの無い物で、初めて見ましたので大変めずらしかったのですが、オスロには王宮のドロニング公園やアーケシュフース城はじめ、広々とした公園が多いですからそんなところにもワタスゲが揺れていたのでしょうね。 気を熟して飛ぶと思われますので、とても短い間のことではないでしょうか?自分はそんなところに出会えて、大変ラッキーだったのではないかと思っています。まるで歓迎を受けたかのようでした。 プレーケストレンで買ったガイドブックにも綿菅のことがCommon cotton grassとして載っていました。
字句訂正) ×気を熟して ○期を熟して
Cotton grass=ワタスゲ/プレーケストレンのガイドブックより 「Tour Guide PULPIT ROCK」より、項目部分を引用(手打ちだけど)しておきます。 「Common cotton grass Cotton grass is often abundant in Norwegian marshes. The white"cotton" is not a flower,but a brushlike attachment to the fruit,which gives the airborne seeds mobility so that they can be dispersed a great distance from the mother plant. The "cotton"has been used as pillow stuffing. There are eight different cotton grass species in Norway. Common cotton grass is extremely abundant in acidic marshes.」 簡単には、ノルウェーの酸性の沼に生息し、綿毛は花ではなく、種を遠くまで飛ばすように実についているもので枕の詰め物として使われているというようなことが書かれています。 ノルウェーには異なる8種のワタスゲがあるとのことなので、これは、それらに共通していることの説明ですね。 なお、PULPIT ROCK=プレーケストレン、リーセフィヨルドの切り立った崖、司教の説教台といわれるところです(でいいのかな)。 http://www.stavanger-web.com/touristinfo/prekestol.htm 私はプレーケストレンのYHで購入したのですが、プレーケストレンを訪れる(た)人はこの『Tour Guide PULPIT ROCK』というガイドブックは登頂(?)の良い記念にもなるのでぜひのお奨めです。ノルウェーの高物価を考えるとそんなに高くありません。 表紙にあったURLを記しておきますが、さっとみたところ、当ガイドブックは見当たりません.. http://www.stavanger-turistforening.no/