電車を取るか、風景を取るか 氷河急行は名前に反して氷河はまったく見えず、ずっと谷底を走るため、展望も開けずに意外と単調な車窓の景色が続きます。食堂車の食事もたいしておいしくありません。スイスで見逃せない(乗り逃せない?)電車区間は、ベルニナ線ぐらいですが、これだってケーブルカーで上った山岳風景とは比べ物になりません。 スイスカードかスイスパスで最終日パスのもとをどうしても取りたい、または親子そろって鉄道マニアである場合を除いては、せっかくの風光明媚なスイスの旅なのですから、絶景の山の景色を多く味わわれたほうが良いと思います。 そこでおすすめが2つあります。 1つめは、ブリーグからすぐのフィーシュ駅からエッギスホルン山頂駅まで行き、眺めを楽しんだらその帰りに中腹のキューボーデンからベットマーアルプまで(またはもう少し先のリーダーアルプまで)のんびり歩く、ほぼ平坦なハイキングコースです。ヨーロッパ最大のアレッチ氷河を見下ろしながらの1時間半のハイキングは一生忘れられない体験になることでしょう。アレッチ氷河はユングフラウヨッホから流れ出しているのですが、雪の中なので、どこが氷河かわかりません。こちらのほうがはるかに大迫力です。 もうひとつは、ブリエンツ湖から登るヨーロッパでも珍しい蒸気機関車の登山鉄道です、湖越しに3山が眺められる景色は、一度は体験する価値があります。山頂のレストランで景色を楽しみながらのんびりしたら、中腹のシェーンビュールまで歩く2時間半の少しきついハイキングコースもあります。 以上2つは1日で体験できます。12時間電車に乗リ続けるよりずっと楽しいことは保障できます。あとは当日の天気しだいです。 それでは、よいご旅行を。
ウーンこれ両方は一日では 少々無理では・・・氷河急行にも ヨッスィーさん 今日は 異を唱える訳ではありませんが この2つを一日は少々無理ではないでしょうか。 フィエーシュ駅からロープウエイ駅の移動。、エッギスホルンのてっぺんに上がる時間。フィエッシュアルプから氷河を見下ろすバンクへ上がる時間とベットマーまたはリーデルアルプ経由で駅まで下りる時間は やはり 最低五―6時間は見ないと忙しくなります。 普通はこれで一日ですよね。 ここからブリエンツでの移動がどう順調に見ても2時間半から 3時間。 でやっと ロットホルン鉄道の下の駅・・・。 行って下りるだけで ほぼ3時間。 いずれにしても スイスらしい旅には違いありません。 氷河急行の旅もメチャ期待するから皆さんの酷評になるので この路線もほかでは見られない車窓です。 氷河は ゴルナグラード駅から見下ろせばいいとしましょう。 さてそろそろ おまとめの時期。あまり大きくコースを乱すアドバイスはかえって混乱を招くのでは・・・と 失礼しました。 なにしろ小生は年寄りでスタミナ不足なものですから・・。
Re: ウーンこれ両方は一日では 少々無理では・・・氷河急行にも ぼうふらおじさん こんにちは いえいえ、あくまでこれは12時間電車に乗ることと比べての話ですので、体力がいるという点では両方とも同じ条件、かかる時間も同じで、どちらが有意義な旅行になるか、というお話です。 おっしゃるように氷河は ゴルナグラード駅からも見下ろせますが、規模が違います。トピ主さんがベルナーオーバーランドのメンリッヒェン等の名所はもう行かれたとしても、ロートホルンとエッギスホルンは、見落とされる可能性の高い山であるという前提でした。チューリッヒまでの帰路の途中ですし。 氷河急行はどう見ても名前に偽りありで、名前で想像したのと、その実態は、世界○大がっかりのひとつに数えてもいいくらいで、違いがありすぎだと思います。 せっかくのスイスですから、その最良の姿を見てもらいたいと思う気持ちは皆さんと同じです。結論はどうなるにしても、有意義な旅行になることを願っています。
余談ですが エッギスホルンからのアレッチ氷河からの眺めはおすすめです。 ちなみにキューボーデン(Kuhboden:uはウムラウト付)は今はフィーシャーアルプ(Fiescheralp)という名前になっています。 ハイキングコースの道標もフィーシャーアルプとなっていますので、行かれる場合は注意ください。