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05/07/28 03:27

おっさんひとり,イタリア Caldo Caldo 見聞録 その3の2

【三日目,07/01(金)】 Firenze ---> Bologna ---> Verona の続き

  Verona Porta Nuovo 駅からタクシーで宿まで行き,一休み後,旧市街中心部へとテクテク。
観光案内所には去年もいた日本語を喋るお兄さん,Federico さんが今日もいていろいろお話。
去年の時は日本の紅葉を褒めていたけど,今年は春に別府等行ってきたそうな。

 彼の情報で自分の持っている資料記載の古代地下遺構が公開されているのを知る。
 
◆ Scavi archeologici Scaligeri . 
 19時まで開いているのでエルベ広場からシニョーリ広場へと向かい,市庁舎(現在,改装中。
ランベルティの塔も入れません)隣の中庭から入場。4.10 ユーロ。紀元前4,5世紀以降の遺構と後世には
墓としても使われたローマ時代のそれが地下に延々と続き,当時の石畳の道や神殿などが現地表下に広がり,
なかなかおもしろい。
 中世の地上建築を破壊せずに,この広大な地下遺構を発掘・保存した技術にも感心。
古代遺跡好きにはおすすめ。

 夕食を済ませてから野外オペラチケット2日分を事務所で交換。
アレーナ前は既に多くの人が集まり,にぎやか。騎馬警官もポーズを決め,観光客の被写体。
アレーナの売店でオペラ関連の買い物をしてから入場。

 きょうの演目はヴェルディの『ナブッコ』。
会場は野外シーズンにはやや早いのか7, 8部の入り。去年の会場係,Se○○na さんにあえず残念。
 例年通り,美女のドラによる三鈴後に開演。
 イタリア独立を意識して書かれ,劇中,合唱『わが思いよ、金色の翼に乗って行け』は第2の国歌と
いわれるほど有名でヴェルディのオペラでの地位を確立させた作品。
 やはり,第3幕のその合唱では拍手と歓声がなり止まず,興奮のるつぼに。カーテンコールならぬ
その場で再唱となり,満足,満足。出来れば更にもう一回聴きたかったけど・・・。
 終幕近くの偶像崩壊やその後の展開も良く,充実した一夜でした。
去年と違い,宿も近くにとれたので帰るのも楽でしたが,終演が翌日の1時ころなので洗濯もろもろを
済ませたり,メールチェックを終えれば3時。明日というか今日は起床できるかしら?
 

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