獲物を待っていたのか パリのスリ発生地域図とかって言うものは知らないですが、 Place de Clichy は、観光地サクレクール寺院から降りてきた人が乗る2号線との乗換駅になっているので、観光客をねらったスリが獲物を待って、目を光らせているのかもしれません。 または、ひょっとしたら、北駅あたりから、乗り換えをねらってついてきて、偶然出会ったように見せかけたのかもしれません。 そのスリは最初方向が分からなくて、別の人に聞いてくれたと言うのも、自分が知らないけど他の人に聞いてくれる親切な行動をしてみせることにより、自分を信用させる手口なのかもしれません。 または、持ち物の何をねらうか、ねらいの目星を付けるために、こちらを近くから観察するための手なのか。 私は、町歩きの時、スーパーのポリ袋にガイドブックなどを入れて持ち歩くことが多いですが、電車に乗るときの改札で、すぐ後ろに人が来るのが気づくと、まっすぐ行かずに、やり過ごして、後ろの人を先に通します。 後ろから何かやられて、気を取られているうちに、すられたという事例があるようなので。 いずれにしても、パリはどこにでもスリが出没すると考えておくべきなんでしょうね。