昨晩スウェーデンの旅から戻って参りました。出発前は情報集めをする時間がなく、結局現地到着後に行き先を決める(といっても拠点はあったので日帰りばかりですが)ということをしていました。
初スウェーデンでしたが、今まで海外旅行をしてきた中で最も楽な旅が可能な国ということが分かりました。看板やパンフ等はスウェーデン語しかなくて結構不便なのですが、国民の誰もが流暢な英語を喋るので、表記が分からなければ誰かに聞けば良いということ。親切な国民のようで、必要な情報以外もいろいろ教えてくれました。
今回訪れた町は、ストックホルム、ウプサラ、レクサンド、ムーラの4つの町でしたが、どこでも英語は問題なし。また、治安にも全く不安は感じませんでした。実際、治安はかなり良いようです。
ストックホルムの空港に着いたのが10時半、ストックホルムの町に着いたのは11時過ぎでしたが、駅前からホテルまでの10分ほどの徒歩距離も問題なし。というか、この時間ではまだ薄明るいので安心して歩けました。
今回はウプサラでのお仕事だったのですが、時間を見つけてダーラナ地方へ列車で往復。ここらは田舎田舎していて、のんびりした雰囲気が夏のリゾート、といったところでした。本当ならば泊まりがけで行くところでしょう。
ウプサラでは、駅裏から保存鉄道が延びていたので、これにも乗ってきました。普段は週末だけなのですが、こちらはすでに夏休みなので木~日運転となっていました。この鉄道はNGOの運営のようで、蒸機列車とレールバスを交互に運転しています。朝方の運転の列車は空いていましたが、お昼前後の列車では家族連れが大挙して乗車していました。
とにかく初北欧ということで、驚いたのが深夜でも真っ暗にならないこと。一晩中何となく薄明るいので、遮光カーテンが無いとなかなか熟睡できないでしょう。物価も高く感じますが、スーパーを覗くと、日本と殆ど変わらない価格で商品が並んでいます。もし、食事代を安く上げるなら、スーパーの利用価値も高いと思います。欧州には珍しく、夜8~10時頃まで開いています。勿論、日曜も開いていますので、休日の旅行でも困ることはそんなにないでしょう(午後開店というところはありますが)。
駅では現金の使える自販機はないのですが(有人駅が極端に少ないので)、クレジットカードが問題なく使えます。これは便利(英語モードもあり)。もし自販機に問題がある場合には、乗車後車掌さんから切符を買うことも出来ます。英語が通じるので、切符を持っていない事情を説明すれば全く問題ありません。