「前日のうちにローマに戻っておく」に、1票。 15分、20分の遅れは当たり前(遅れのうちに入らない)の国ですから、 帰国日に、タイトなスケジュールを組むのは、ほとんど自殺行為だと思います。 以前に比べれば、列車の遅れは少なくなったとは思っていますが、 それでも、6月にウンブリア・トスカーナを周った時にも、列車の遅延は度々ありました。 乗継が必要で、乗っている列車が遅延、乗り換えるはずの列車は定刻発車で置いてきぼり。 乗換駅で次の列車を待っていたら、その列車はまた遅延。 約15分の待ち合わせで乗り換えるはずが、2時間弱かかった時には、 ロンプラを持って来れば、この町の観光が出来たかもしれないと、半ば本気で思いましたね。 ま、こんなことで腹を立てていたら、イタリアの個人旅行はストレスだらけになってしまうので、 さっさとBARでも探して、時間を潰しますけど ほぼ定刻で発車、到着(5分以内)した場合には、 心の中で拍手しています。 先を急ぐ旅ではなければ、BARでコーヒーを飲んだりして、 ま、これがイタリアよね、と言っていられますが、 帰国の便に間に合うかどうかというところで綱渡りするのは、あまり賢明ではないと思いますよ。 季節柄、ストはないはずですが、事故で不通ということもありえます。 また、今年の夏も、猛暑の噂があります。 あまりの暑さに、レールが曲がって鉄道が不通になったのはイギリスでしたが、 エアコンをつける家庭が急激に増えて電力をまかない切れずに停電を起こしたのは、たしかイタリアでしたね。 普通運賃ならともかく、基本的に乗り遅れたらマズイ航空券で旅行されるなら、 何があっても取りあえず対処できるよう、前日にはローマに入っておくべきかと...。