済みません。本当でしょうか? ドイツ語はドイツ語圏以外ではほとんど通じないという経験を持つのですが。 チェコに初めて行ったとき。まだ、ハヴェルが反体制活動家として弾圧され ていた時代。英語は通じないし、英語表示はない。仕方なしにドイツ語を喋 りましたが、言っていることはわかる程度。同じ頃のハンガリー。ナジが処 刑されてから面従腹背が続き、冷戦末期にはほとんどソ連とは実質離婚状態。 宿の主人は英語を全く理解せず、ドイツ語ならばなんとかわかるという程度。 しかし、単語がわかる程度で、会話などというレベルではなかった。エリザ ベートの時代なら兎に角、世紀末の時代ではドイツ語も通じないという感じ でした。ただし、国際電話がなかなか通ぜず苦労していたときに、通りかか ったおじさんが、「Das is Hungary(ウンガリー)」と激励してくれました。 もうドイツ語でもないかと思うのですが。それに非ネイティブ間の会話は ほとんど通じない(英語は別)というのも私の感触です。
私は東欧でドイツ語を覚えました 民主化前の東欧はドイツ語オンリーでしたが、後は英語が普及し始め今は並立くらいが感触です。 私は最初に東欧を回った時にいわゆる西欧で英語がつうじるのと同程度にドイツ語が通じたので、その後ドイツ語を忘れないように毎年東欧に通いました。独語3国より安いこともあって。 もう一つ、各国語を覚えるのは大変なので共通語であるドイツ語で楽をしたわけです。 90年代に先にあげた国で数百人の市民(駅員、バス・市電ドライバー、安ホテル、民宿、レストラン、カフェ。一番多いのが通行人に道を尋ねる)とドイツ語で会話を交わしました。少なくとも数人に一人は通じました。 今はイタリア領の南チロルではドイツ語市民も多く、バスドライバーは独伊2カ国語を使い分けていました。 カタコトなんかでなく、完全な会話です。ドイツ語が公用語だった時代から85年ほど経つのに文化は、言葉はすごいなというのが実感です。 現在は2世~3世の時代ですが、日系人も2世までは日本語を話せるので不思議ではないかと。 最近の統計でハンガリーでドイツ語を話せるのは10数%しかいないと知り、驚いたくらいです。私はハンガリー語は十数語しか知らなく、全部ドイツ語で通し、かなりの人に通じたので半分か3分の1は多かれ少なかれドイツ語ができると思っていましたので。 ただドイツ語世代は毎年亡くなっていますので90年代より年々通じにくくなっているとは思います。