バチカン美術館

バチカン美術館で絶対にはずしてはいけないものをいくつか
あげておきます。
おそらくはエジプト関係などはご興味ないと思いますので
この辺は飛ばしてかまいません。

ギリシアの彫刻でラオコーンというのがありますが、これは
美術の教科書に必ず出てくるものです。発掘されたものです。

多くの小部屋のなかで、ラファエロの部屋ははずさないで。
アテネの学堂という大きな絵の中には画家本人と、レオナルド、
ミケランジェロが描かれています。もうご存知かも知れませんが
よく探してみて。ラファエロがイケメンだったということは
わかります。

なお、システィーナ礼拝堂はおそらくいかれるでしょうが、
その際、お手元にオペラグラス、双眼鏡のたぐいがあったら
お持ちください。中は広いし、天井画からは距離がありますので
あると詳細にみられて便利です。でないと、わあ、すごい~で
終わっちゃうかもしれません。


それにしてもバチカン美術館のぐるぐる回るらせん階段って
なんとなくそれらしく暗くて変に魅力的です。映画等にも
使われています。

あと、バチカン寺院ではペテロさんの足に触ってくると
いいことがあるようです。かくしておもいきり磨り減ってます。
ミケランジェロのピエタは極めて美しいので見逃さないでね。

なお、もうご存知でしょうが、いかれるときはノースリーブ、
短パンはお避けください。入り口でシャットアウトされます。

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1件のコメント

  • オペラグラス

    バチカンの要所はぜんぜんチェックしておらず、旅行の行程ばかりを気にしていて、ポイントはまだ見ていませんでした。
    ありがとうございます!
    サンピエトロ寺院内のペテロさんの足にさわるといいことがあるんですね!是非さわりたいです。
    今ガイドブックを見て確かめているのですが、寺院内の聖ペテロの像とありますが、このことでしょうか??

    システィーナ礼拝堂はオペラグラスがあったほうがいいみたいですよね。オペラグラス持ってないんです。
    コーナンかどこかで買おうと思っていたのですが、種類がいっぱいあって、いいものは結構重たくて値段も高かったので、まだ買っていません。
    やはりあったほうが天井の細部まで見れて感動的でしょうか?

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    はいペテロ像です。

    正面向かって右側にあるペテロ像です。キスしている信者も
    おり、すっかり磨り減っています。ピエタのマリアは
    えらいべっぴんさんですよ。残念ながら角度的にはキリストの
    顔は見えなくなっています。でもきれい。

    システィーナの天井画については人間の誕生からノアの泥酔まで、
    ずっと興味深い絵がならんでおり、その中に美人のデルフォィの巫女
    などもあります。遠いと細かい表情がみえないんですよ。
    特に人間の創造については神とアダムはお互いに手を伸ばし、
    人差し指の間に微妙な距離があります。こうして命を
    吹き込んだのだと思うと感動的。後はミケランジェロ自身は
    最後の審判の絵のなかで右側のほうの人間の皮として自分を
    描いています。こういったものが詳細に見えるのです。

    他でも天井画などを見る際に結構役立つものです。ちょっと
    荷物になりますが、後悔はしないと思います。