PORTICO (イタリアの田舎)の結婚式 7月2日(日)に村の20代後半の若い男女の結婚式がありました。 村の青年団が総出の大きなパ-ティ-になりました。 午前11時半、新郎が両家の親族や友達が待っている教会の前に到着。その数分後新婦が父親とやってきました。 新婦は私の中では、村で一番かわいい女性だと思っているので、白い花嫁衣裳もとても似合っていました。 新郎は金髪で青い瞳ですが、ちょっと個性的な顔立ちで笑顔がかわいい、いつまでも少年のような男性です。黒に近い紺のス-ツにピンクのネクタイでした。 結婚式ように飾られた教会の中でミサを終え、12時半に新郎新婦が教会から出てくると、100人以上の参列者が皆で彼らにライスシャワ-を浴びせかけました。 教会は坂の上にあるので、私たちは坂を降り、また新郎新婦が到着するのを待ちます。 そこにはなぜか美しく飾られた一輪荷台(山盛りの草などを運ぶ台車)が置いてあり、新郎新婦が到着すると、ある青年が新婦を荷台に乗せて、新郎は手すりを持って、新婦を披露宴会場の公園まで運んで行きました。 披露宴会場の公園は夏には屋外ディスコなどを催す公共の広場で、緑に囲まれて、大がかりな飾りもして、それは美しい会場になりました。たくさんの丸い机を置いて、近くの町のレストランが出張サ-ビスで全ての料理と飲み物をコックとホ-ル係が200人分の準備をしました。 音楽は村の青年バンドがロマ-ニャ民謡からイタリアの歌謡曲などいろんなジャンルで演奏し、食事が終わると皆踊り始めました。 夕方6時30分にやっとケ-キカットの時になり、そのケ-キは2m程の楕円にポルティコの坂の上の教会と名物の中世の橋の模型が飾られていました。 そして、パ-ティ-は夜の9時まで続いたのでした。 この村に来てもう何年にもなりますが、こんなに大きな結婚式は初めて見ました。大げさに思えるけど、村の住人、皆で祝えて、楽しめる良い披露宴になったことでしょう。