30分「も」ではないイタリア鉄道 レオナルド・エクスプレスという名前ですが、 定刻どおり運行していても、ちっともエクスプレスではありません。 おまけに、成田エクスプレスの車両のきれいさを想像するとがっかりします。 30分遅れることは、レオナルド・エクスプレスの場合はそれほど多くないと思いますが、 他の列車は、5分10分当たり前、 2時間近い遅れを118分の遅れなどとアナウンスしてくれちゃいます。 イタリアは、個人的にとても好きな国ですが、 鉄道だけは、ほんとに嫌んなっちゃうことがときどきあります。 覚悟をしていると、定刻どおり運行された時に、ラッキー!なんて思ってしまいます。
5分、10分当たり前 本当にそのくらいは当たり前で遅れますねぇ。 絶対にタイトなスケージュールは組まないようにしているつもりなんですが、最近よくあるパターン。 乗り継ぎがある時に、乗換駅に列車が遅れて到着、乗り換えるはずの列車は定時に出て行って仕舞った後、あるいは乗り換え時間がタイトになり、乗り換えにもたついている間に置いて行かれる...。 ローカル線の旅をするにはそれなりの覚悟はしているつもりなんですが、度重なると結構悲しい。 日本で成田に向かうときには、結構ぎりぎりの時間にチェックインすることもある私ですが、イタリアで空港に向かうときは、かなりの余裕を持たせています。 先日は、レオナルドエクスプレスが定刻より30分以上遅れていたために予定していた列車の一つ前のに乗れました。 ラッキーなんだか何だか良くわからないけれど、とりあえず所要時間に問題はなかったので、ま、いいかと...。 イタリアを楽しく旅するには、あきらめと図太さと、常に万が一(いや、イタリアでは十が一くらいの確立かもしれませんが)の事態に備える心がけが大切ですね。
あきらめと図太さと まさに。 でも三色昼寝付さんも、いろんな目に遭いながらも、イタリアがやめられない口ですね。 嫌な思いの何十倍も楽しいことに出会えるのもイタリアですからね。